性的暴行疑惑の渦中にいるブライアン・シンガー、リブート版『トワイライト・ゾーン』を降板していた

映画『X-MEN』シリーズで脚本・監督を手掛け、医療ドラマ『Dr.HOUSE ―ドクター・ハウス―』などで製作総指揮を担ったブライアン・シンガー。ハリウッドのヒットメイカーとして知られるシンガーは現在複数名から性的暴行の告発を受けており、米CBSの配信サービスCBS All Accessで製作されるリブート版『トワイライト・ゾーン』から降板していたことが明らかとなった。

英Digital Spyのインタビューに応えたプロデューサーのサイモン・キンバーグが、同シリーズにおけるシンガーの立ち位置を明らかにしていた。「彼は関与していないよ。ブライアンと私は、何年も前に『トワイライト・ゾーン』のリブートをやろうと話を始めたんだが、彼は他のプロジェクトに取り掛かるために降板して私は残ったんだ」と事情を説明。キンバーグの口ぶりでは告発の件は関係ないように思えるが、その辺の真偽のほどは不明だ。

そして、リブート版を手掛けるジョーダン・ピール(『ゲット・アウト』)と組むことになった経緯についても語っている。「2年ほど前、ジョーダンとのミーティング中に自分たちが好きな作品について話をしていたら、『トワイライト・ゾーン』がジョーダンのリストのトップにあったんだ。リブート版で彼とパートナーになり、それからというもの数多くの素晴らしいスタッフと一緒に舵取りをしてきた。このシリーズにおける一番の喜びは、ジョーダンと働けることだよ」とコメントしている。

シンガーは性的暴行疑惑が浮上したことを受け、2018年1月には、製作総指揮を務めていた米FXのマーベルドラマシリーズ『レギオン』から外されたことが明らかに。その他にも、マーベル・コミックスの映画化となる新作『Red Sonja(原題)』でメガホンを取る予定だったが、一連の疑惑により映画の製作が一旦保留になったと報じられていた。だがシンガーは、すべての疑惑や告発を否定している。(海外ドラマNAVI)

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ブライアン・シンガー『X-MEN:アポカリプス』のスクリーニングにて(C) JMVM/FAMOUS