米CWのDCスーパーヒーロードラマ『THE FLASH/フラッシュ』で、シーズン3に登場した賞金稼ぎのジプシーを演じたジェシカ・カマチョが、米CBSの新作リーガルドラマ『Courthouse(原題)』に出演することはお伝えしたばかり。その新作ドラマに、新たに二人のキャストが加わることが明らかになった。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。
新キャストの一人は、ブロードウェイミュージカル『ウィキッド』で悪い魔女エルファバを演じたことで知られるリンジー・メンデス。2018年にはリバイバル版『回転木馬』でトニー賞も受賞した実力派だ。もう一人は同じくブロードウェイで活躍し、『ジ・アメリカンズ』にも出演するアジア系俳優ルーシー・アン・マイルズ。彼女は、2015年に渡辺謙と共演したブロードウェイミュージカル『王様と私』で渡辺謙演じる王様の第一夫人を演じ、リンジー同様にトニー賞を受賞している。
法廷システムを暴いていくという『Courthouse』は、判事や地方検事、弁護士や警官といった司法に関わる人々の奇妙ながらも希望にあふれた人生と、彼らがロサンゼルスの住民に正義をもたらしていく様子が描かれるドラマ。主演のジェシカは、クライアントの無実を必死に証明しようとする、タフで意志が固い公選弁護人のエミリー・ロペス=ベラッロを演じる。
リンジーが扮するのは、そのエミリーの友人サラ。隠された才能を持ち、エネルギーにあふれた楽観主義の法廷レポーターで、法廷関係のポーカーゲームを主催しており、関係者から有益な情報やゴシップを入手するというキャラクターだ。一方、ルーシーの役柄は、シモーヌ・ミシック(『Marvel ルーク・ケイジ』)演じる新人判事ローラのアシスタント、シェリ役。スケジュール、目撃者リスト管理、ペーパーワークなど全てをこなし、仕事がバリバリできる女性。朝のコーヒーが冷めてしまう前に何でもやり遂げてしまう冷めたユーモアのあるシェリは、ローラを指導することを快く思っていないという。
本作の脚本&製作総指揮を手掛けるのは、『赤毛のアン/アンの結婚 完全版』などに出演して俳優としても活動し、医療ドラマシリーズ『Remedy(原題)』などの脚本家で知られるグレッグ・スポティスウッド。そして、本作で監督デビューするマイク・ロビンが、レン・ゴールドスタイン(『ハート・オブ・ディクシー ドクターハートの診療日記』)と共同製作総指揮を担う。
続々とキャストが決定していく『Courthouse』。さらなる続報が入り次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:
リンジー・メンデス&ルーシー・アン・マイルズ
(c)NYKC
(c)NYKC/FAMOUS