シアーシャ・ローナン(『レディ・バード』)が主演したサスペンス・アクション映画『ハンナ』をドラマ化した、米Amazonの『ハンナ ~殺人兵器になった少女~』がシーズン2へ更新されたことが明らかとなった。米TV Lineが報じている。
映画版の主人公は、元CIA工作員の父親エリックによって、殺人マシーンとなるべく格闘技や戦闘テクニックを叩き込まれた16歳の少女ハンナ。暗殺者に成長し一人でヨーロッパに旅立つ決心をした彼女は、父親から「元同僚のCIA捜査官マリッサに命を狙われることになるだろう」と告げられる。そして父の言葉通り、ハンナはマリッサが送り込む刺客と壮絶な戦いを繰り広げることとなる...。
ほぼ映画版を再現した内容となるドラマ版で主人公ハンナを演じるのは、『ウォーキング・デッド』で悪役アルファを演じるサマンサ・モートンと、『フィフス・エレメント』のチャーリー・クリード=マイルズを両親に持つエズメ・クリード=マイルズ。これまでに、映画『ミスター・ロンリー』や『Dark River(原題)』などに出演している。
ハンナの父親エリックに、NetflixのSF大作ドラマ『オルタード・カーボン』に主演したジョエル・キナマン、ハンナを追い詰めるCIA捜査官マリッサ・ウィーグラー役に、ミレイユ・イーノス(『白い沈黙』)がキャスティングされている。犯罪捜査ドラマ『THE KILLING』で相棒同士を演じていたジョエルとミレイユが、『ハンナ』では敵対する役柄に扮しているところも見どころだ。
ドラマ版のクリエイターを務めるのは、映画版でもペンを執り、スパイスリラードラマ『ナイト・マネジャー』で製作総指揮・脚本を兼任したデヴィッド・ファー。製作総指揮に名を連ねるのはベッキー・クレメンツ(『アクエリアス 刑事サム・ホディアック』)、マーティ・アデルスタイン(『プリズン・ブレイク』)、スコット・ニーミス(『ハンナ』)ほか。
『ハンナ ~殺人兵器になった少女~』シーズン1は、3月29日(金)にAmazon Prime Videoで配信スタートしたばかりだが、2週間ほどでシーズン2へ更新されたことになる。(海外ドラマNAVI)
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『ハンナ ~殺人兵器になった少女~』