年の離れた姉は母⁉『アンディ・マック』シーズン3で終了

『ディセンダント』『ハイスクール・ミュージカル』などの人気作を生み出してきたディズニー・チャンネルが贈るファミリー・ドラマ『アンディ・マック』が、現在米国で放送中のシーズン3で終了することが決定した。米TV Lineらが報じている。

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同作は、姉が実の母親だったと知る女の子アンディの物語。アンディは13歳の誕生日、姉のベックスが実は自分の母親で、両親と思っていたのが本当は祖父母だということを知ってしまう。衝撃の事実に戸惑いながらも、新たなカタチの家族や親友に囲まれて新しい生活を送っていくというストーリー。

2017年に放送がスタートした同作。現在本国ではシーズン3後半を放送中で、7月26日(金)のエピソードを最後に幕を閉じることになる。

主人公アンディを演じるのは、同作でブレイクしたペイトン・エリザベス・リー(『シェイムレス 俺たちに恥はない』)。アンディの姉/母親、ベックス・マックをライラン・ボウデン(『LOVE ラブ』)、アンディの親友サイラス・グッドマンをジョシュア・ラッシュ(『CHUCK/チャック』)、バフィ・ドリスコルをソフィア・ワイリー(『 High School Musical: The Musical: The Series (原題)』)、ジョナ・ベックをアッシャー・エンジェルがそれぞれ演じている。

本作のクリエイターのテリー・ミンスキーは、今回の発表を受けて以下のようにコメントした。「『アンディ・マック』は、情熱的で独創的な脚本家と、才能豊かで献身的なスタッフ、そして私たち全員に多大な影響をもたらした素晴らしい、ミラクルなキャストたちによって生み出された愛の結晶でした。本作により、ディズニー・チャンネルで新たな可能性を切り開いたことを、光栄に思います。この作品は、初めてアジア系アメリカ人の家族を中心に、「私は同性愛者です」と言えるLGBTQのキャラクターを扱った最初のドラマでした。ですが、この作品製作の最高に素晴らしい点は、『アンディ・マック』が重要であると思って下さる視聴者の皆さんがいることでした。最終話はそんな皆さんのために捧げます」

また、ディズニー・チャンネルの社長ゲイリー・マーシュは、「3年前、ミンスキーに弊社のブランドを拡大し、新しいシリーズを製作するように新たなチャンレンジを依頼しました。そしてこの作品が生まれました。我々はこの3年間の素晴らしいシーズンと、意味のある満足のいく最終回を製作してくれたミンスキーと、彼女の才能あふれる製作チーム、そしてアンディを演じてくれたペイトンに永遠に感謝したいと思っています」と述べた。

ディズニー・チャンネルにとって画期的な作品となった『アンディ・マック』。終了は残念だが、フィナーレがどのように進むのか期待したい。

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Photo:

Disney Channel/Fred Hayes