巨匠スタンリー・キューブリックの脚本をもとにしたTVシリーズの企画が進行中!

映画『2001年宇宙の旅』や『時計じかけのオレンジ』などで知られる巨匠、スタンリー・キューブリックの脚本をもとにしたTVシリーズ『God Fearing Man(原題)』の企画が進行していることが明らかとなった。米Varietyが報じている。

本作は、ハーバート・エマーソン・ウィルソンによる著書と故キューブリックが遺した脚本を下敷きに、カナダの聖職者から銀行強盗犯に転じ、アメリカ史において最も成功した銀行強盗を成し遂げた人物の真実の物語を伝える作品になるという。

全4話構成となるミニシリーズは、4月に元ワーナー・ブラザーズの重役だったクリス・ロー、元Appleの重役だったセバスチャン・ジャニンとアンディ・ドハティによって立ち上げられた製作会社Media Musketeersと、英独立系製作会社ForLan Filmsが提携して製作される。キューブリックが監督を務めた映画『フルメタル・ジャケット』で共同プロデューサーとして名を連ねたフィリップ・ホッブスと、ForLan Films社のスティーヴ・ラニング(『キラー・ネット/殺人ゲームへようこそ』)がプロデューサーを務め、Media Musketeers社のジャニンとドハティが製作総指揮として名を連ねる。

ジャニンは、「我々はクオリティの高いドラマを実現させるために、ForLan Filmsと組めることを嬉しく思っています。キューブリックらのプロジェクトは長年にわたって企画が進行していたので、我々のサポート、そしてスティーヴとフィリップによる実証済みの製作技術と経験をもって、この作品がようやく日の目を見ることになり嬉しく思います」と声明を発表している。

キューブリックは1999年3月に逝去し、その他の代表作にホラー映画の傑作『シャイニング』、当時夫婦だったトム・クルーズ(『ミッション:インポッシブル』シリーズ)とニコール・キッドマン(『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』)が共演し、キューブリックの遺作となったダークファンタジー『アイズ ワイド シャット』などがある。そして、キューブリックの原案をスティーヴン・スピルバーグ監督が映画化した『A.I.』が、2001年に公開された。(海外ドラマNAVI)

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スタンリー・キューブリック
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