ルーク・ペリー、『ビバヒル』リバイバル版初期の製作に関わっていた

1990年代に社会現象を巻き起こした大人気青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』(以下『ビバヒル』)。リバイバル版が今年の夏に放送されることは当サイトでもお伝えしてきたが、3月に亡くなったディラン・マッケイ役のルーク・ペリーが、本作の初期段階での製作に関わっていたことが明らかになった。米Peopleが報じている。

ことの発端は、デビッド・シルバー役のブライアン・オースティン・グリーンが、People誌に語った内容だった。「ルークは、『リバーデイル』にレギュラー出演をしていたから、このリバイバル版には出られないってわかっていたんだけど、正直に言うと、3話くらい出てくれたらいいのにと思っていた。最高だったからね」

続けて、ルークがリバイバル版のストーリー構成に関わっていたことも明かした。「ルークの出演が叶わなくても、彼のアイデアを聞きたくて電話したんだ。ルークは真摯に協力してくれる人だった。出演の可能性がないってことがわかっているという事実はとても受け入れがたかったけどね」

またブライアンは先日、あの皆の溜まり場でブランドンたちがアルバイトをしていた"ピーチピット"も復活することを自身のInstagramで発表。懐かしのあのダイナーの写真が掲載された。店のオーナー、ナットさん役で現在82歳になるジョー・E・タタの出演は正式には発表されていないが、ファンの間では出演の是非が話題になっているようだ。

ストーリーを含め、まだ謎に包まれた部分の多いこのリバイバル版は、全6話構成でオリジナル版と同じく米FOXが製作を手がける。本作では、オリジナルキャストがお馴染みの役を演じるわけではなく、19年の歳月を経て成長したジェイソン・プリーストリーやジェニー・ガースら自身が、自分たちのリアルな人生と人間関係にインスパイアされたストーリーが描かれていくようだ。ルークのアイデアが入っているかもしれないリブート版『90210』。その詳細を期待して待ちたい。(海外ドラマNAVI)

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『ビバリーヒルズ高校白書』
(C)90-91 CBS Paramount International Television