Netflix、戦国時代を舞台にした日本版『ゲーム・オブ・スローンズ』を製作!

先月幕を閉じた壮大な大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。世界中で大ヒットした本作の日本版とも言える作品がNetflixで製作されることが明らかになった。米Deadlineなどが報じている。

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『Age of Samurai: Battle for Japan(原題)』というタイトルのこの新作は、戦国時代の武将たちの争いの歴史に基づいたドキュメントドラマになるという。約400年前、日本統一のため激しい戦いに身を投じた独眼竜(One-Eyed Dragon)という異名を持つ伊達政宗を中心に物語は進む。

伊達政宗は、幼いころ天然痘にかかって失明した右目を自らの意思で摘出し、隻眼となったと伝えられている。また彼は実の弟である政道を殺害し、17歳の時に家督を相続。その後、東北地方を支配下に治めた。戦火の中でのそれぞれの思惑、裏切り、伝説となるような物語がドラマでは展開すると思われている。ちなみに、伊達政宗が身に着けていた兜は、映画『スター・ウォーズ』シリーズのダース・ベイダーの象徴でもあるヘルメットとマスクのモデルになったとも言われている。

同作の製作は、カナダのブルーアントメディア社とスミソニアンカナダ社が共同で行う。本作は、フィクションは盛り込まず、あくまで歴史に基づいた真実を語る教育的な歴史ドラマになるそうだ。撮影はすでに日本、アメリカ、カナダでスタートしており、配信時期は今年後半を予定しているという。

日本では根強い人気のある伊達政宗。果たして『ゲーム・オブ・スローンズ』のように世界でも虜にすることはできるだろか。本作に関する続報が入り次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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伊達政宗像/『ゲーム・オブ・スローンズ』
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