「アクションはジェットコースターのようで楽しい」『S.W.A.T.』ジム・ストリート役アレックス・ラッセルに直撃!

本日6月28日(金)よりスーパー!ドラマTVにて、独占日本初放送となる『S.W.A.T. シーズン2』。多発する凶悪事件に果敢に立ち向かう特殊部隊S.W.A.T.の活躍を描いた1970年代の大ヒットドラマ『特別狙撃隊S.W.A.T.』の舞台を現代に移してよりパワーアップ。『クリミナル・マインド』のデレク・モーガン役でおなじみのシェマー・ムーアが主演を務めるアクション超大作だ。

そんな本作より、先日ジム・ストリート役のアレックス・ラッセルとデヴィッド・"ディーコン"・ケイ役のジェイ・ハリントンが一緒に来日! 彼らの素顔に迫るべく直撃インタビューを行った。今回は、常にメンバーたちをハラハラさせ、シーズン1の最後でまさかのS.W.A.T.チームをクビになるという向こう見ずな性格のジム・ストリートを演じるアレックス・ラッセルに迫る!

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――本作は、1970年代の大ヒットドラマ『特別狙撃隊S.W.A.T.』のリブート版で、注目作だと思います。本作に出演しているご自身の心境と周囲の反応を教えてください。

フフンー、フフンー、フフンー(笑)(と、テーマソングを鼻歌で歌うアレックス)
伝説的な番組のリブートとはいえ、テーマソングとタイトルは同じだけど、本作は全く新しい作品なんだよね。内容自体は、すべて変えているから。本作は、時事性があり色々社会問題も扱っていて、とても現代的な内容になっているよ。

もちろん、フランチャイズというものに参加できて光栄に思うけど、全く新しいものに作り上げているという独自性も感じているよ。周囲の反応は、みんなもテーマソングを知っているし、僕の両親もオリジナル版を見ているから、そういった意味では、みんな興奮してくれたんです。

――TVドラマのレギュラー出演は、本作が初めてだと思います。出演される経緯を教えていただけますか?

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俳優としては色んな役を演じたいから、撮影が短い映画やTVドラマでも1話だけとか。これまではそういう仕事をやってきたんだ。そして、ショーランナーのショーン・ライアンとクリエイターのアーロン・ラサーン・トーマス、第1話で監督を務めたジャスティン・リン、キャスティングディレクターの4人と会って、脚本を読んだんだけど、すごく良かったんだ。

『S.W.A.T.』のようなネットワークのTVドラマはすごく時間がとられる。だから、このミーティングでは、僕としては色んな質問をして、ほんとにこれだけの長い間、参加するのが正しい選択なのかを見極めたかった。だからキャラクターの話をしたし、1シーズン22話から23話って言われて、これはほんとに長い作品なので、彼らがどういう展望を描いているのかなど、いろいろ聞いたよ。シネマフォトグラファーのナイジェル・ブラックは優秀な人で、ストーリーも良いし、興奮したし、なんとかこの役はやりたいと思ったんだ。

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――演じられているジム・ストリートは、一歩間違えると嫌な奴というか、トラブルメーカーになってしまいかねない役だと思います。演じる上で、一番気を付けていることや大事にしていることを教えてください。

その分析は的を得ているね。第1話の脚本はほんとに素晴らしかったけど、キャラクター描写にかける時間はまだそこまで取れないから、作品の導入部分では、どういう人間かをパッとわからせないといけない。ストリートは最初、ほんと生意気で向こう見ずで、かなり横柄な若造というところで、嫌われるんじゃないかって思ったよ。

だからショーランナーのショーンに相談したんだ。「これだけのことをやったら、みんなに嫌われるんじゃないか」って。ストリートはなんとか切り抜けていくけど、これだけのことを許してもらうには、やっぱり面白い、変な奴じゃないといけない。それから、ちょっとドジ。結構大胆な手を使ったり、チームのみんなと一緒に行動しない。そういうのが許されるのは、やっぱりちょっと面白くて変な奴。ちょっと傷つきやすい。人間くさい奴かな。そういうことを意識しているよ。

――シーズン1の最後でホンドーにチームから追い出されますが、シーズン2ではチームに戻ってくるかどうかがカギになると思います。アレックスさん自身は、ストリートが解雇されたことについてどう思われますか?

ハッピーだったよ。普通だったら番組は、安全策として彼を叱るけど、残すという甘やかす方法もあったと思う。でもホンドーは、「ストリートに嘘をつかれた。裏切られたと同じだ」ということで、解雇した。僕もそうすべきだと思ったよ。でも、チームから追い出されたけど、シーズン2にはちゃんと登場していることが大事(笑) 俳優としては、今度はS.W.A.T.のユニフォームではないストリートを演じられて、ワクワクしたよ。

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――シーズン2のストリートについて、教えていただけますか?

ストリートは、死ぬよ(笑) かなりどん底にいる大変な時期かな。ほんとにどん底に落とされて、そこからもっと落ちるか、もしくはちゃんと自分を見直して成長していくかのどちらかだと思う。そして彼は成長していく方を選ぶんだ。チームに戻るかどうかは秘密だけど、S.W.A.T.アカデミーという学校でトレーニングを受けるということは言えるかな。

――本作の醍醐味であるアクションを挑むにあたって、気を付けていることはありますか?

シーズン2でのストリートはS.W.A.T.にはいないけど、アクションシーンはあるんだ。トレーニングは続けているし、実際に走ったり、追いかけたりしているよ。

元S.W.A.T.の隊員が、常にテクニカルアドバイザーとして現場にいるんだ。彼らが見ている中で、僕たちもうまくなってきていて、褒められたりもするよ。パトロールをする警察官であっても、色んなアクションがあるから、そういった意味では、銃の持ち方一つをとっても完璧にやろうと頑張っている。

――ジャパンプレミアでは「ターザン」が見どころだとおっしゃっていました。そのシーンはご自身でやられたのですか?

スタントマンもやって、僕もやったよ。僕もビルの端っこに立って、まずスタントマンが窓を割るところを撮影したんだ。僕は半分まで上がって、あのシーンを撮ったんだ。でも、すでにスタントマンが窓を割っているから、僕の時はもうガラスはないんだ。でも、ガラスが飛び散らないとおかしいから、二人のスタッフがタイミングよく僕にガラスを投げたんだ。それですべって転んだよ(笑)

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――アクションに挑むにあたっては、怖さとかはないのですか?

怖いよ。だけど、ジェットコースターのように楽しさもある。ドキドキもするし、怖さもあるけど、意外とやってみると爽快感があるんだ。

――シーズン2ではチームの結束もさらに高まっていると思うのですが、現場の雰囲気はいかがですか? ホンドー役のシェマー・ムーアさんとはどんなお話をされますか?

番組については、たくさん話すよね。番組の方向性とか将来について。ルカ役のケニー(・ジョンソン)、シェマー、ディーコン役のジェイ(・ハリントン)とは、スポーツの話をするかな。僕とクリス役のリナ(・エスコ)は、食べ物の話(笑) リナも僕も食べるのが好きだから、「このレストラン、いいよ」とか話しているよ。それから、ケニーとはスピリチュアルな話や演技の話もするんだ。

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タン役のデヴィッド(・リム)とは、常に冗談を言い合っているよ(笑) みんな冗談は言っているけど、ヒックス役のパトリック(・セント・エスプリト)とは、いつも楽しんでけなし合っているよ。楽しい現場だよ。

――先ほどお話にもありましたが、本作に出演する前は主に映画で活動されていたということでした。本作に出演しながらも、今後も映画に出演しますか?

もちろん! シーズン2の撮影が終了したのは今年の4月11日で、17日からは自分が主役でプロデューサーも務めた映画を撮り始めたんだ。『Under My Skin』っていうタイトルなんだ。

映画もTVも好きなんだ。このあとも『S.W.A.T.』は続くけど、必ずシーズンとシーズンの間に休みがあるから、その間に映画を撮りたいと思っているよ。

――映画のプロデュースをされているということで、『S.W.A.T.』でプロデュースしたいというお気持ちはありますか?

分からないね。将来的にはあるかも。

――監督はいかがですか?

もちろん! これまで2本の短編映画を監督しているんだ。『S.W.A.T.』のエピソード監督を将来やりたいと思っているよ。シーズン3でね。まあ、やらしてもらえるかどうか(笑) 今、説得しているよ!

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――映画とTVドラマのそれぞれの魅力を教えていただけますか?

映画は、ものすごく種類が多いんだ。色んな役に挑戦できるし、色んなことに挑戦できるし、アーティストとして成長することもできる。世界中の色んな人たちに作品を届けられる。

一方、TVドラマは長い間同じ役を演じるから、そのキャラクターの内面が分かるし、俳優としてもその役に入り込める。ある意味で映画だと、2時間の枠の中でキャラクターの描き方って限られてしまう。でも、TVドラマで長いシーズンになると、成長もあったり、キャラクターが全く変わるということもあるし、そういう違いがあるよね。これだけ長い間演じるキャラクターって、完全に自分のものにできるから自信になるよ。

俳優としては、どちらもやりたい。みんなにも両方を楽しんでもらいたい。その時の気分でね。

――シェマー・ムーアさんはすでに日本でも大人気ですが、ぜひアレックスさんのファンを増やしたいと思うので、甘いメッセージをいただけますか?

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甘いメッセージ? みなさんの愛情とサポート、本当に感謝しています。S.W.A.T.チームの活躍ぶりを見てくれてありがとう。みなさんのサポートというのは、僕たちへの贈り物なんだ。だから、シーズン2がみなさんへのお返しになると思っています。シェマーはセクシーだけど、ストリートもシーズン2ではシャツを脱ぐのでお楽しみに(笑) アリガトウゴザイマス。

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クビになったジム・ストリートは、チームに復帰するのか――。アレックスの今後も見逃せない! 『S.W.A.T. シーズン2』は、6月28日(金)22:00より海外ドラマ専門チャンネル スーパー!ドラマTVにて独占日本初放送スタート。『S.W.A.T.』を見て、視聴記録やレビューを【海外ドラマNAVI作品データベース】でチェックしよう!

■そしてインタビューの最後に、当サイトをご覧のみなさんへの特別メッセージを頂きました!

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2019年6月28日(金)~7月11日(木)23:59まで

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アレックス・ラッセル/『S.W.A.T. シーズン2』
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