5月に第八章で幕を閉じた大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』(以下『GOT』)でスターク家の次女アリア・スタークを演じたメイジー・ウィリアムズが、英Skyの新作コメディドラマ『Two Weeks to Live(仮題)』に出演することが明らかとなった。米Varietyが報じている。
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『Two Weeks to Live』という仮題が付けられた本作は、残忍なギャングと警察から逃げるはみ出し者の少女を描くコメディで、メイジーは主人公のキム・ノークスを演じる。疑問が残る状況で父親を亡くした後、キムは母親に連れられて人里離れた場所で社会と隔離された生活を送り、変わったサバイバル術を身に着けさせられる。父親との想い出を偲ぶための極秘ミッションを遂行するべく現実世界へ戻ったキムは、デイヴという男性が営むパブで人付き合いが苦手な彼の弟ニッキーに出会う。そして、ちょっとした悪ふざけが間違った方向に進み彼らは自分たちが危険にさらされていることに気づく...というストーリーだ。
英スリラードラマ『Cheat(原題)』やコメディドラマ『Benidorm(原題)』でペンを執ったギャビー・ハルが全6話から成る、コメディドラマとは思えないあらすじのオリジナルシリーズの脚本を担当。
『GOT』の演技でエミー賞にノミネートされたことがあるメイジーは、「新しいことに取り組めることを楽しみにしています。『Two Weeks to Live』はすごく大きな可能性を秘めていると思うし、この卓越したチームと一緒に素晴らしいものを創り出したいです」とコメント。『GOT』の撮影の合間を縫って、映画『メアリーの総て』やNetflixのSFサスペンス映画『iBOY』、英国の人気ドラマ『ドクター・フー』などに出演していたが、10年近くもシリーズの撮影に拘束されていたため、新しい作品に出演できることが楽しみで仕方がないようだ。
『Two Weeks to Live』は年内に撮影が開始され、2020年に英およびアイルランドSkyにて放送スタート予定。(海外ドラマNAVI)
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メイジー・ウィリアムズ
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