ホームズとワトソンが現代のニューヨークで難事件に挑み、しかもワトソンの性別を女性に変更するという大胆なアレンジで全世界大ヒットとなったスタイリッシュな痛快犯罪ミステリー『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』。全米では今年5月からファイナルとなるシーズン7が放送され、日本ではそのファイナルシーズンに向け見逃せないシーズン6のDVD-BOXがリリースとなる。
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■"相棒以上、恋人未満"のホームズ&ワトソンに世界中が夢中!
世界で最も有名な探偵シャーロック・ホームズと相棒ワトソンがヴィクトリア朝時代のロンドンで活躍するアーサー・コナン・ドイルの推理小説『シャーロック・ホームズ』シリーズ。聖書の次に世界で売れている本とまで称されるほどの世界的知名度と人気から、現在でも数多く映像化がされている。その中でも、本シリーズは舞台を現代のNYへと変更。さらに、ワトソンを映像化作品の中では初となる女性とし、しかもアジア系にするという大胆なアレンジと新解釈を盛り込んだ。その異色な設定で注目を浴びたが、ドラマとしてもしっかりとした作りから、米CBSで2012年の放送開始から瞬く間に世界中で大ヒットとなった。
原作でも薬物に溺れるホームズの設定はそのままに、依存症のサポートミーティングに通っていたりと、エキセントリックなホームズ像が魅力を放ち、薬物依存症のリハビリ・サポーターとして登場するワトソンの劇中で着こなす大人かわいいワトソン流NYスタイルも、ファッション・アイコンとして毎シーズン話題となっている。
そのNYで最もイケてる探偵コンビを演じるのは、ホームズ役のジョニー・リー・ミラー(『トレインスポッティング』)、ワトソン役のルーシー・リュー(『チャーリーズ・エンジェル』)。ベストマッチの二人が描く"相棒以上、恋人未満"というホームズ&ワトソンのコミカルでドラマチックな人間関係と、難事件の数々が待ち受ける犯罪ミステリーの面白さが世界中の視聴者を惹きつけてやまないドラマシリーズを作り上げているのだ。
■ホームズに迫る病魔と謎の影! ホームズとワトソンが下す決断とは!?
シーズン5の終盤に母親の幻覚で苦悩することになったホームズ。シーズン6では、検査を受けたホームズが脳の病気を宣告されてしまう。ワトソンの献身的な支えのもとで、新たな事件に立ち向かうホームズだが、病気は探偵業にも影響を及ぼすことに。そんな彼の前に、サポートミーティングでマイケル・ローワンと名乗る男が現れ、さらには過去の宿敵も迫りつつあった...。
シーズン6は当初全13話の構成だったが、全米批評サイト「Rotten Tomatoes」で100パーセントの支持を獲得し、全世界での高い人気により途中から8話分が追加されて全21話となるなど大好評。
ホームズは病気を乗り越えることができるのか? そして、過去最大の窮地に追い込まれたホームズとワトソンが下す決断とは!? シーズンラストに訪れるホームズとワトソンの心の交流と顛末は、本作のファンはもちろんのこと原作ファンにとってもたまらなくグッとくるものが待ち受けており、ファイナル目前として最重要で必見のシーズンだ。
■ホームズとワトソンだけじゃない! サイドストーリーも盛りだくさん!!
シーズン6はメインのストーリーだけでなく、数々のキャラクターのサイドストーリーも充実しており、ファイナルシーズンへ向けて最高潮となっている。ホームズの兄マイクロフトに関わる重要なエピソードには父モーランドも登場。さらに異母姉妹のリンや母メアリー、そしてワトソンと実の父親らにも新たなる展開が訪れる。特に2015年に代理出産で母親となったルーシーを思い起こさせるエピソードは、現実の彼女を重ねることで色々と楽しめる内容となっている。
グレッグソン警部と娘ハンナの関係は大きな転換を迎え、予想もつかない物語を生み出しており、ベル刑事は突如訪れた栄転の話に思い悩む。さらに、ホームズの依存症回復プログラムの支援者アルフレード、数学者ハーラン・エンプル、ハッカーのメイソン、あらゆるニオイを嗅ぎ分けるノーズ、ホームズの事件再現を手伝うアテナら懐かしの面々が再登場するなど盛りだくさん。
また、シーズン6ではジョニーが監督に初挑戦し、第6話「この指とまれ」と第16話「不気味の谷の目撃者」を手がけている。シーズン2からたびたびメガホンを取ってきたルーシーも、シーズン6の第10話「知りすぎていた女」と第18話「ホロウィッツの大予言」を監督している。さらにベル刑事役のジョン・マイケル・ヒルも第17話「食物連鎖の理」で監督をしており、それぞれの違いや雰囲気を比較しながらエピソードを見るのもオススメだ。
■豪華ゲストスターたちと人気声優たちが勢揃い!
シーズン6も豪華なゲストスターが大集結している。ホームズに近づく謎の男マイケル・ローワン役として『デクスター ~警察官は殺人鬼』でジョーイ・クインを演じたデズモンド・ハリントンが出演。そのほかにも『ER 緊急救命室』ニーラ・ラスゴートラ役のパーミンダ・ナーグラ、『アグリー・ベティ』イグナシオ・スアレス役のトニー・プラナ、『SMASH』トム・レヴィット役のクリスチャン・ボールなどが姿を見せている。
日本語吹替版のレギュラーにはホームズ役の三木眞一郎、ワトソン役の田中敦子、グレッグソン役の堀内賢雄、ベル役のあべそういちという豪華声優陣が名を連ね、ゲスト声優としてマイケル・ローワン役の加瀬康之(『デッドプール』デッドプール)に、花輪英司(『ゲーム・オブ・スローンズ』ジョン・スノウ)、郷田ほづみ(『メンタリスト』パトリック・ジェーン)といった多くの作品で主役の声を務める人気声優たちが勢揃い。さらに、モーランド役の菅生隆之に、糸博、富田耕生、古川登志夫といったベテラン声優陣も登場し、作品を盛り上げている。
■原作ファン向けエッセンスと一話完結のユニークな事件も満載!
今回のシーズン6でもコナン・ドイルの原作ファンが楽しめるエッセンスが散りばめられている。短編小説「美しき自転車乗り」「プライオリ学校」に関連したセリフや、「バスカヴィル家の犬」に関連するシーズン4に登場したヘンリー・バスカヴィルの名前が出てきたり、「ボヘミアの醜聞」のボヘミア王、「ウィスタリア荘」のベインズ警部、「花嫁失踪事件」のセント・サイモン卿をモチーフにしたキャラクターも登場するなど、数多く仕込まれている。
また、ユニークな事件も今までのシーズン同様に満載だ。アメリカ独立戦争に関わる第3話「世にも奇妙な戦死」、殺人事件の目撃者がロボットという第16話「不気味の谷の目撃者」、予言によってホームズに死が訪れるという第18話「ホロウィッツの大予言」といったユニークな事件の数々が一話完結のミステリードラマとして楽しめる作品となっている。
"最愛の相棒"として、そして恋愛を越えた"愛し合う者同士"として、ホームズとワトソンが下す決断の先に何が待っているのか? ファイナル目前の最重要シーズンをぜひDVD-BOXで堪能してほしい。(豹坂@櫻井宏充)
■『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』シーズン6 商品情報
・7月3日(水)
【セル】 DVD-BOX Part1 9,300円(税別)
【レンタル】DVD Vol.1~6
・8月7日(水)
【セル】DVD-BOX Part2 9,300円(税別)
【レンタル】DVD Vol.7~11
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
公式サイト
Photo:『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』シーズン6
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