『シャナラ・クロニクルズ』オースティン・バトラー、音楽伝記映画でエルヴィス・プレスリー役に抜擢!

ファンタジードラマ『シャナラ・クロニクルズ』で伝説の一族であるシャナラ家の末裔ウィル・オムズフォードを演じたオースティン・バトラーが、音楽伝記映画でエルヴィス・プレスリー役に抜擢されたことが明らかとなった。米Varietyが報じている。

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映画『ロミオ&ジュリエット』や『ムーラン・ルージュ』などの映画や、ヒップホップ誕生に迫るNetflixオリジナルドラマ『ゲットダウン』などの作品で知られるバズ・ラーマンがメガホンを取るエルヴィスの伝記映画では、数人の最終候補がエルヴィスのヘアスタイルとメイクを施してスクリーンテストを受け、オースティンに白羽の矢が立ったという。

映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』と『フィアデルフィア』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したトム・ハンクスが、エルヴィスのマネージャーだったトム・パーカー役を演じることが決定している。

ラーマン監督は、自身が手掛けた『ロミオ&ジュリエット』や『ムーラン・ルージュ』などで脚本を担ったクレイグ・ピアースと共同でペンを執る予定だ。映画ではベテランのマネージャーと、音楽史の流れを変えアイコン的なスターとなった貧困層出身の若きシンガーの関係が中心に描かれるとのこと。

エルヴィスのキャスティングについてラーマン監督は、「私は、キャスティングが正しくなければ絶対にこの映画を製作できないとわかっていました。キャスティングチームは、この比類なきスターの声質と自然な動きを再現でき、アーティストの内なる繊細さも表現できる能力を持った俳優を探していました」とコメント。その結果、ブロードウェイの舞台『氷人来たる』でデンゼル・ワシントン(『トレーニング デイ』)と共演したオースティンの評判を耳にし、広範囲にわたるスクリーンテストと音楽パフォーマンスのワークショップを経て、最終的にオースティンを主役に抜擢したと明かしている。

オースティンは、『セックス・アンド・ザ・シティ』の主人公キャリーの青春時代を描くドラマ『マンハッタンに恋をして ~キャリーの日記~』で、キャリーの彼氏セバスチャン・キッド役で2シーズンにわたり出演。その他には感動のファミリードラマ『スイッチ ~運命のいたずら~』や、DCスーパーヒーロードラマ『ARROW/アロー』などの作品にゲスト出演している。

配役決定を受けて、オースティンは自身のInstagramに米Deadlineの記事を掲載。エルヴィスが全米1位を獲得した大ヒット曲「ラヴ・ミー・テンダー」の歌詞の一節「You have made my life complete, and I love you so」を引用して投稿、喜びを表した。

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"You have made my life complete, and I love you so"

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そして今回の大抜擢を受けて、2011年からオースティンと交際を続けているヴァネッサ・ハジェンズ(『ハイスクール・ミュージカル』)も自身のInstagramに喜びのコメントを投稿。「もう最高に嬉しい! 待ちきれない!! ハニー(オースティン)のことをとても誇りに思うわ」と興奮冷めやらぬ想いを綴っている。

オースティンがエルヴィス・プレスリー役で主演するタイトル未定の映画は、トム・ハンクスが主演する映画『News of the World(原題)』の撮影が終了次第、2020年初旬に撮影開始される予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:

オースティン・バトラー© NYKC