大人気サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』で4シーズンにわたりエイブラハム役を演じたマイケル・カドリッツが、SAG-AFTRA(全米映画俳優組合・テレビラジオ芸能人組合)のボード(理事会)メンバーに立候補していることが明らかになった。米Varietyらが報じている。
同組合は、全世界でセンセーショナルを巻き起こし、今年8月にリブート版が全米で放送される青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校/青春白書』のアンドレア・ザッカーマン役で有名なガブリエル・カーテリスが、2016年より会長を務めている。今回はそのガブリエルの再選と、『ザ・プラクティス/ボストン弁護士ファイル』のエレノア役で知られるカムリン・マンハイムの財務役員への選任をかけたキャンペーンも発表された。
初めて役員に立候補したマイケルは以下のようにコメントを述べている。「組合は今まで私にとてもよくしてくれました。ですので、これからはその恩返しをする時期だと思ったのです。現組合の方針も気に入っていますし、それが継続することを願っています」
そんなマイケルは自身のTwitterで、ガブリエルの再選を支持していることも表明。
SAG-AFTRA elections are coming up. I am not only running for office on the https://t.co/bYoDJW9JNf slate I am fully supporting current President Gabrielle Carteris for re election. https://t.co/Fd7Gysxb6m
— Michael Cudlitz (@Cudlitz) 2019年7月8日
現会長のガブリエルは、2012年にSAG-AFTRA副会長に任命され、前会長のケン・ハワードが2016年3月23日に死去したのち会長代理を務めていたが、同年4月9日に正式に会長に選出された。
ガブリエルとカムリンは、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のマーティン・ブレナー博士役で知られるマシュー・モディーン(会長立候補)と現財務役員であるジェーン・オースティンの再選組と争うことになる。
マイケルも推薦するガブリエルには、ブライアン・クランストン(『ブレイキング・バッド』)やジェーン・リンチ(『Glee/グリー』)、J・K・シモンズ(『カウンターパート/暗躍する分身』)、オクタヴィア・スペンサー(『ドリーム』)など多くの俳優たちが支持を表明している。
7月に16万人の現組合メンバーに投票用紙が送られ、8月28日(水)に選挙結果が発表される予定だ。(海外ドラマNAVI)
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マイケル・カドリッツ© NYKC