スパイダーマン最大の宿敵でありマーベル史上最も残虐な悪の存在を描く映画『ヴェノム』や、歴史ドラマ『TABOO』で主演を務めるトム・ハーディ。彼は、英BBCの時代物犯罪ドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』にシーズン2からアルフィー・ソロモン役で出演しているが、本シリーズのエピソード監督が彼の奇妙なアイデアを明かした。英Digital Spyが報じている。
(※本記事は、『ピーキー・ブラインダーズ』シーズン4のネタばれを含むのでご注意を!)
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『ピーキー・ブラインダーズ』は、第一次大戦後のイギリスを舞台に、街を牛耳る凶暴なギャングのシェルビー一家と、ギャング一掃のため北アイルランドから送り込まれた警部キャンベルの戦いを描く時代劇アクションドラマ。
エピソード監督を務めるコーム・マッカーシーがポッドキャスト番組「Obsessed With Peaky Blinders」に出演し、シーズン2の撮影中にトムがアルフィーを熊にしたがっていたと明かした。「トムのアイデアはイカれてたし、それは起こるべきクレイジーな考えだった。彼がやろうとしていることについて私に相談したがっていて、熊になることを話そうとしていたんだ。トムは、"俺はイイ熊で悪い熊でもある。それから怒った熊になって、怖い熊になるんだ"ってね」
トムはその当時、映画『レヴェナント:蘇えりし者』を撮影していた。レオナルド・ディカプリオ演じる主人公ヒュー・グラスの敵ジョン・フィッツジェラルドを演じていて、劇中ではヒューが熊に襲われて瀕死の重傷を負うシーンがあったため、そのことからどうやら熊にこだわっていたようだ。
そして、『ピーキー・ブラインダーズ』シーズン4の最終話でトミー・シェルビー(キリアン・マーフィー)がトム扮するアルフィーに向けて銃を発砲し、アルフィーの物語はそこで終わっている。だが、共演者でアーサー・シェルビーを演じるポール・アンダーソンが、アルフィーの運命はわからないと語っている。「アルフィーが死んだのか生きているのか、撃たれたのか撃たれてないのか確かじゃないんだ。それは議論の余地があるね。でも、トムが降板したくないと思っていたのはわかっているし、それがすべてじゃないかな」とコメントしていることから、アルフィーが再登場する可能性はあるようだ。
『ピーキー・ブラインダーズ』はシーズン5&6へ更新されおり、シーズン5がBBCで8月25日(日)より放送スタート。日本ではシーズン1から4がNetflixで配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:
トム・バーディ
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