特殊能力を持つキャラクターたちの活躍を描くアクションドラマ『HEROES/ヒーローズ』で注目され、ヒューマンドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス』で演技派へ脱皮したマイロ・ヴィンティミリアが、「スーパーヒーロー役には○○○すぎた」と語った。米Varietyが報じている。
VarietyとiHeartが立ち上げた映画情報を発信するポッドキャスト番組「The Big Ticket」にゲスト出演したマイロが、2021年公開予定の『バットマン』シリーズの最新作『The Batman(原題)』のオーディションを受けたと明かした。そして、「マントとスーツ姿の自分を想像できるかって? 僕はできるけど、ワーナー・ブラザースは違ったね。"君は歳を取り過ぎてる"って言われたよ」と当時の状況を明かした。
ちなみにこの新バットマン役には、ヴァンパイア青春映画『トワイライト』シリーズのエドワード・カレン役に抜擢されて大ブレイクした現在33歳のロバート・パティンソンが決定している。
バットマン役にはこれまで、アダム・ウェスト、ジョージ・クルーニーやベン・アフレック、クリスチャン・ベイルなど30代後半から40代の俳優が演じてきたが、最新作でメガホンを取るマット・リーヴス監督(『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』)は、以前から「バットマン役には比較的若い俳優を起用したい」と述べており、実際にその通りのキャスティングを行ったことになる。
現在42歳のマイロはオーディションに落ちたことについて、「別にいいよ。気にしてないし、今は忙しいね」とコメントし、特に落胆してはいないようだ。
マイロは、本年度第71回エミー賞で『THIS IS US』のジャック・ピアソン役の演技でドドラマ・シリーズ部門主演男優賞にノミネートされている。また、同名ベストセラー小説の映画化となる『The Art of Racing in the Rain(原題)』に主演し、全米で8月9日(金)より公開される。
マイロがジャック役で出演する『THIS IS US』はシーズン6まで一挙に更新され、最新シーズンとなるシーズン4は米NBCにて9月24日(火)より放送スタート。日本では、シーズン3が12月4日(水)にDVDとなって日本初上陸し、10月2日(水)より先行デジタル配信となる。(海外ドラマNAVI)
Photo:マイロ・ヴィンティミリア (c)NYKC