1998年より日本で放送され世界中で人気を博したアニメ『カウボーイビバップ』が、Netflixにて実写版TVシリーズとして製作されることは以前お伝えした通り。このほど、本作で重要な役を演じる新キャストが明らかになった。米The Hollywood Reporterが報じた。
アニメ版の舞台は、2071年の火星を中心とした太陽系。年期が入った宇宙船ビバップ号に乗り込んだ賞金稼ぎのカウボーイ、スパイク・スピーゲルをはじめとする乗組員のジェット・ブラック、フェイ・ヴァレンタイン、エドの活躍が描かれる。TVシリーズ版は、全10話構成となる。
主人公スパイクを演じるのは、ジョン・チョー（『スリーピー・ホロウ』）、スパイクの相棒ジェット役をムスタファ・シャキール（『Marvelルーク・ケイジ』）、賞金稼ぎのフェイ役をダニエラ・ピネダ（『ジュラシック・ワールド／炎の王国』）、スパイクの宿敵ビシャス役をアレックス・ハッセル（『ミニチュア作家』）がキャスティングされている。
そして今回、新たに出演が決まったのは、『マジックシティ 黒い楽園』（ジュディ・シルヴァー役）、『エージェント・オブ・シールド』（ローレライ役）、『リベンジ』（ルイーズ・エリス役）などに出演するエレナ・サチン。最近では、マーベル映画『X-MEN』を手掛けたブライアン・シンガー製作総指揮の『The Gifted ザ・ギフテッド』（ソニア・シモンソン／ドリーマー役）や、米CBS All Accessの実話ベースドラマ『Strange Angel（原題）』（マギー・ドノヴァン役）などに姿を見せている。
エレナが演じるのは、スパイクの過去に関わるミステリアスな女性ジュリア。彼女は色気のある美貌と魅力的な声を持ち、スパイクの理想を体現したような女性であり、非道な世界で生き残るためにもがくという。
エレナは自身のInstagramに、報じられたニュースの画像とともに「これを言うのに、長い間待ってたわ...。"See you space cowboy..."!!」と、アニメシリーズで各話のラストに流れていたテロップにもじってコメントした。
クリストファー・ヨスト（『マイティ・ソー バトルロイヤル』）が製作総指揮を務め、第1話の脚本を執筆。その他、『暴走地区-ZOO-』や『サイテー！ ハイスクール』、『ナイトフォール -悲運の騎士団-』などを手がけたジョシュ・アッペルバウム、アンドレ・ネメック、ジェフ・ピンクナー、スコット・ローゼンバーグ、『アクエリアス 刑事サム・ホディアック』や『ハンナ ～殺人兵器になった少女～』などを手がけたマーティ・アデルスタインとベッキー・クレメンツらも製作総指揮を連ねている。
また、オリジナルアニメで監督を務めた渡辺信一郎がコンサルタントとして参加する。（海外ドラマNAVI）
Photo:エレナ・サチン
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