16歳で出産したシングルマザーのローレライと、16歳に成長した娘ローリーを中心に個性あふれる小さな町の日常を描いた『ギルモア・ガールズ』。そしてNetflixによる続編『ギルモア・ガールズ:イヤー・イン・ライフ』でも引き続き母親ローレライを演じたローレン・グレアムが、新作ミュージカルドラマに出演することが明らかになった。米Hollywood Reporterなど複数のメディアが報じている。
今回ローレンが出演するのは、米NBCのミュージカルドラメディ『Zoey"s Extraordinary Playlist(原題)』という作品。タイトルのとおり、主人公はゾーイという女性。ゾーイは他人の心の内を聞くことができる能力を持っているだけではなく、その内容を歌にして表現するというキャラクター。時には、1曲まるまる歌うこともあるが、そうすることにより他人を理解するようになるだけでなく、彼女の周囲の人々の役に立つようになるというファンタジーとミュージカル、そしてコメディを組み合わせたような面白い作品だ。
元々パイロット版でキャメロン・キューザック(『Sorry for Your Loss(原題)』)が演じていたテクノロジー企業に務めるゾーイの上司、ジョアンをキャメロンに代わり演じることになる。
ローレンは、米NBCで2015年から6シーズンにわたり主演を務めていた『Parenthood(原題)』以来の同局復帰となる。最近では、2017年に米HBOのコメディ『ラリーのミッドライフ★クライシス』にゲスト出演、またディズニー・ジュニアのアニメ『Vampirina(原題)』にて声優としても活躍している。
『Zoey"s Extraordinary Playlist』では、『キャッスルロック』のジャッキー・トランス役で知られるジェーン・レヴィが主人公のゾーイを演じる。その他のキャストには、スカイラー・アスティン(『クレイジー・エックス・ガールフレンド』)、アレックス・ニューウェル(『Glee/グリー』)、メアリー・スティーンバージェン(『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』)、ピーター・ギャラガー(『コバート・アフェア』)、ジョン・クラレンス・スチュワート(『WHAT/IF 選択の連鎖』)そしてアンドリュー・リーズ(『BONES -骨は語る-』)らが決定している。
『ゴシップガール』のオースティン・ウィンズバーグがペンを取り、同時にポール・フェイグ(『ナース・ジャッキー』)、ジェシー・ヘンダーソン(『シンプル・フェイバー』)、エリック・タネンバウム(『ハーパー★ボーイズ』)、キム・タネンバウム(『ハーパー★ボーイズ』)、デヴィッド・ブラックマン(『フラットライナーズ』)らとともに、製作総指揮も務める。リチャード・シェパード(『クリミナル・マインド FBI行動分析課』)がパイロット版のでメガホンを取る。
ミュージカルドラメディゆえに必須の楽曲だが、レディー・ガガやテイラー・スウィフトなど多くの大物アーティストが所属するユニバーサル・ミュージック・グループも製作に携わる。コメディが得意なローレンが出演する本作の続報が入り次第、随時お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:ローレン・グレアム
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