人気ロマコメ映画『セレンディピティ』のドラマ版を製作!

2001年に公開された人気ロマンチック・コメディ映画『セレンディピティ』をドラマ化するプロジェクトが、米NBCで進行していることが明らかとなった。米Hollywood Reporterが報じている。

『セレンディピティ』は、クリスマスを目前にしたNYのデパートで、偶然同じ商品に手を伸ばしたジョナサンとサラの運命的な出会いを描くロマンチック・コメディ映画。ちょっとしたことがきっかけで知り合い、"幸せな偶然"を意味する名前が付けられたカフェ「セレンディピディ3」でお茶をした二人は、サヨナラを言った後も2度めの再会を偶然果たすことに。しかしサラは本当にジョナサンが運命の人なのか試そうと、自分の連絡先を古本に、そしてジョナサンは5ドル札に書き、本当に二人が結ばれる運命なら古本とお札が相手の元に戻って来るはずだと、再び出会えるかどうか賭けに出るのだが...というストーリー。

TV映画『Legends of the Hidden Temple(原題)』で脚本を手掛けたジョニー・ウマンスキーが脚本・製作総指揮を担い、ビル・ブロック(『フューリー』)、ケイトリン・フォイト(『Highway(原題)』)も共同製作総指揮に名を連ねる。

ウマンスキーはドラマ化について、「私は自分の人生の半分以上にわたり、この映画に夢中になっていました。ドラマ版の『Serendipity(原題)』ほど世界が必要としている作品はなく、我々が準備しているラブストーリーは大掛かりかつ大胆で、斬新さと驚きに満ちています」と、新作ドラマにかける意気込みを語っていた。

映画版は、サラ役をアクション・ホラーファンタジー映画『アンダーワールド』シリーズやドラマ『ザ・ウィドウ ~真実を求めて~』に主演したケイト・ベッキンセイルが演じ、ジョナサンに扮したのは、『グリフターズ/詐欺師たち』や『ハイ・フィデリティ』などで知られるジョン・キューザック。

先日NBCは、1985年に公開された『セント・エルモス・ファイアー』のドラマ版を製作することも発表していた。ドラマ版『Serendipity』に出演するキャストなどの詳細が決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:映画『セレンディピティ』
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