Netflix『アンブレラ・アカデミー』シーズン2、新キャスト発表

ロックバンド、マイ・ケミカル・ロマンスでボーカルを務めたジェラルド・ウェイが原作を、ブラジルのコミック作家ガブリエル・バーが作画を担当した同名コミックを映像化したNetflixオリジナルシリーズ『アンブレラ・アカデミー』。大ヒットとなったシーズン1配信からわずか1ヶ月半でシーズン2への更新が決定した本作の新シーズンに参加するキャストが発表された。米Hollywood Reporterなど複数メディアが報じている。

今回報じられたのは、『ヒューマンズ』のフラッシュ役、リトゥ・アリアと、『オリジナルズ』のヴィンセント・グリフィス/フィン・マイケルソン役のユスフ・ゲートウッド、そして『スニーキー・ピート』のジュリア・ボウマン役で知られるマリン・アイルランドの3人だ。

リトゥは、ひねりの効いたユーモアを持つ予測不能で変わり身の早い女性リリアを、ユスフは理知的で自信家のリーダー、レイモンドを、マリンは若くして母親になってしまったテキサス出身のシシーをそれぞれ演じる。

3人は、シーズン1からのエレン・ペイジ(ヴァーニャ)、トム・ホッパー(ルーサー)、デヴィッド・カスタニェーダ(ディエゴ)、エミー・レイバー・ ランプマン(アリソン)、ロバート・シーアン(クラウス)、エイダン・ギャラガー(ナンバーファイブ)、そしてジャスティン・H・ミン(ベン)らと共演する。

シーズン2は、シーズン1と同じく全10話構成。カナダのトロントでの撮影がもうじきスタートする。本作は、1989年に43人の女性が急に妊娠し、出産するという怪事件から始まる。このとき生まれた子どもを見つけ出して、できる限り養子にもらい受けようとした億万長者がいた。この億万長者のレジナルド・ハーグリーヴズ卿は養子に迎え入れた7人の子どもの養父として特別な教育を施す。このときに生まれた彼らには特別な力があると知っていたハーグリーヴズ卿は、彼らを世界危機に立ち向かえるスーパーヒーローとして特訓、アンブレラ・アカデミーを結成した。しかし、あまりに厳しすぎる教育に、思春期を迎えた彼らは反発。一人、また一人と家を出ていくことになる。その後、疎遠になりそれぞれ暮らしていた兄妹だったが、ハーグリーヴズ卿の謎の急死をきっかけに家に戻り、世界危機が迫っていることを知るのだった――。

シーズン2の配信予定は現時点では未定。Netflixオリジナルシリーズ『アンブレラ・アカデミー』シーズン1はNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)

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