時代設定は現在!リブート版『ゴシップガール』の主人公は白人ではない

2007年から6シーズンにわたって放送され世界的な大ヒットなった『ゴシップガール』。HBO MAXでリブート版が製作されることはお伝えしたとおりだが、今回の新作はオリジナル版と異なる設定で進むことが伝えられている。米TV Lineが報じた。

オリジナル版でクリエイターを務めたジョシュ・シュワルツとステファニー・サヴェージが製作総指揮を務めるリブート版。本作は全10話となり、オリジナル版が終了してから8年後を舞台に、ソーシャルメディアとNYの状況がいかにして変わったのか、マンハッタンに暮らすゴージャスな高校生を新たに紹介し描かれる。

オリジナルで脚本・製作総指揮を担い、新作でもプロデューサーを務めるジョシュア・サフランがオリジナル版との違いについて語った。「オリジナル版では描かれなかったことがたくさんありました。当時、脚本家の中で私だけが同性愛者のライターでした。私がニューヨークで私立の学校に通っていた1990年代でも、『ゴシップガール』で語られていたようなことはありませんでした。そして今回の主役は、白人ではありません。さらに、LGBTQの人たちのことも多く描かれるでしょう。富と権力がはびこるこの世界で、それをどのように受け止めていくかをお見せすることになるでしょう」

サフランは続けて、「オリジナル版が放送されてから12年。(リブート版が放送される頃では)13年になると思います。ですが、リブート版のキャラクターたちも(セリーナやブレアが通っていた)コンスタンスビラード学園に通います。ただ、時代設定が現在なのです」と今の時代にあったものになることを強調した。

現時点では、オリジナル版でゴシップブログの謎の管理人"ゴシップガール"として、全エピソードのナレーションを務めたクリステン・ベルがカムバックすることが決まっている。製作総指揮を務めるシュワルツら3人は、「クリステン・ベルは、常に"ゴシップガール"の声であり、これからもそうです」と話している。

現代に合った設定のリブート版『ゴシップガール』。さらなる情報が入り次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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『ゴシップガール』(c)Warner Bros. Entertainment Inc.