マーベル映画『アベンジャーズ』『マイティ・ソー』シリーズでおなじみのキャラクター、ロキを主人公にした、配信サービス「Disney+」の新リミテッドシリーズ『Loki(原題)』。2020年初めにプロダクション開始と見られる本作の追加キャストが決まりそうだ。米Varietyが伝えている。
出演交渉中と報じられているのは、英国女優のソフィア・ディ・マルティーノ。現在公開中の映画『イエスタデイ』で主人公の友人キャロルを演じたほか、『バッドランド~最強の戦士~』『バーナビー警部』といったドラマに出演している。ソフィアは数多くの俳優の中から最終選考に残ったそうだが、出演することになった場合の役柄がどんなものかは明かされていない。
なお、6話すべてで監督を務めるのはコメディドラマ『セックス・エデュケーション』のケイト・ヘロン。『コミカレ!!』のマイケル・ウォルドロンが第1話の脚本とクリエイターを担当する。彼ら二人は、マーベル映画シリーズを総括してきたケヴィン・ファイギとともに製作総指揮にも名を連ねている。
ソフィアの役柄に限らず本作に関しては現時点でほとんど情報がないものの、ロキが人類史に残る様々な場面に姿を見せるという噂も。ロキ役のトム・ヒドルストン自身は以前、『Loki』は「ロキがハルクにボコボコにされた直後の話だよ。だから(ロキの中で)まだ起こっていない多くの心理的な展開が見られるよ」と語り、『アベンジャーズ』1作目の後のロキを描くと示唆していた。これは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』において時間をさかのぼった過去でロキが4次元キューブを奪って逃げた後に何が起こったかを追う内容と見られる。
「Disney+」は本国アメリカで11月12日(火)にサービスが開始している。『Loki』は2021年春に配信スタート。(海外ドラマNAVI)
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『アベンジャーズ』 TM & (C) 2012 Marvel & Subs.
ソフィア・ディ・マルティーノ (C)LTVM/FAMOUS