米Showtimeで2005年から8シーズンにわたり放送された、マリファナの売人になった主婦を描く異色コメディドラマ『Weeds ~ママの秘密』。そのリバイバル版が米Starzにて進行中で、あのキャストがカムバックすることも明らかとなった。米TV Lineが報じている。
『Weeds』の主人公は、カリフォルニア州郊外に住む主婦のナンシー・ボトウィン。夫が急死したことで育ち盛りの息子二人を抱えることになったナンシーは、これまでの生活レベルを維持するために危険を承知で裏世界へ飛び込み、大麻の密売人としてビジネスを拡大していく―というストーリー。
リブート版にはナンシー役で主演したメアリー=ルイーズ・パーカーが続投し、製作総指揮も兼任するという。
オリジナル版で、脚本・製作総指揮を務めたヴィクトリア・モローが同役を再び担う予定だが、本家でクリエイターを務めたジェンジ・コーハンは、現時点でリブート版には携わっていないようだ。
オリジナルシリーズにはメアリーの他に、急死したナンシーの夫ジュダ役でジェフリー・ディーン・モーガン(『ウォーキング・デッド』)、ジュダの弟アンディ役でジャスティン・カーク(『モダン・ファミリー』)、ナンシーの息子サイラス役でハンター・パリッシュ(『クワンティコ』)、サイラスの弟シェーン役でアレクサンダー・グールド(『プッシング・デイジー ~恋するパイメーカー~』)、ナンシーの友人セリア役でエリザベス・パーキンス(『KIZU-傷-』)、大麻密売のパートナーのダグ役でケヴィン・ニーロン(『俺たちポップスター』)らが出演していた。
Starzを傘下に持つライオンズ・ゲイトのCEOジョン・フェルテイマーはリバイバルについて、「我々がリブートにワクワクしているのと同じように、皆さんに"古い物は新しい"ということを思い出させたいと考えています。そして、TVの歴史において最も評価が高い二つの番組『Weeds』と『MAD MEN マッドメン』を、来年に世界市場で甦らさせることを嬉しく思っています」と語り、『MAD MEN』のリブートも計画していると明かしていた。
リブート版『Weeds ~ママの秘密』にカムバックする他のオリジナル&新キャストやプロット、また『MAD MEN マッドメン』も復活する可能性があるのかどうか、続報が届き次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:『Weeds ~ママの秘密』© Copyright: Showtime 2012