『シカゴ・ファイア』ケリー・セブライドが51分署を去る!?

シカゴ消防局51分署に所属する消防隊員と救命士が命がけで職務に立ち向かう姿を描く人気のレスキューアクションドラマ『シカゴ・ファイア』。本作で、シーズン1からケリー・セブライド役でレギュラーとして活躍するテイラー・キニーが、なんと51分署を去ることになると報じられている。(※本記事は『シカゴ・ファイア』に関するネタばれを含みますのでご注意ください)

米Distractifyによると、米国で11月6日(水)に放送されたシーズン8の第7話「Welcome to Crazytown(原題)」で、ケリーは他の部署に異動することになるという。しかしそのままケリーは去って、テイラーは降板するのかというと、そうでもないようだ。

放送局の米NBCは今年春に、『シカゴ・ファイア』は後3シーズン更新されるだろうと発表した。そしてテイラーの契約は2019年の初めに更新されることになっていたが、破格となった報酬での2年契約更新は時間をかけて交渉中で、まだ締結には至っていないと米Deadlineは報じている。だが、今現在テイラーは他のドラマや映画に出演するという話も出ていないようで、今後も同作に残る可能性が高いと思われると同メディアは述べている。

該当エピソード放送終了後ファンからは、「セブライドがいなくなるなんて、最悪だ」「セブライドが異動なんて最低だよ」「ケリーを転勤させるな!」と抗議の声が。

心配なドラマの行く末を製作総指揮のデレク・ハースが次のように米Cinemablendのインタビューで明かした。

「セブライドは父親と同じく、火災原因を調査する部署(OFI)で、アンディ・アロー(『プロトタイプ・マナ 制御不能』)扮するシーガーとコンビを組むことになる。ちょうど(『X-ファイル』の)モルダーとスカリーのようなイメージで、デスクワークというよりは、セブライドらしく現場での調査を進めて解決に導くんだ」

ケリーが異動するという設定がテイラーの降板によるものかどうかはまだ明らかになっていないが、物語に驚くような展開を持たせるためのストーリー上での設定だと期待はできそうだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:テイラー・キニーのInstagramより 「シーズン8が明日からオンエアだ」