『ゲーム・オブ・スローンズ』クリエイターによるNetflix第1作の主役は「ドラゴンの母」!?

米HBOの大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の放送終了後に、クリエイターのデヴィッド・ベニオフとD・B・ワイスがNetflixと複数年にわたる大型契約を結んだことは当サイトでもお伝えした通り。そんな彼らがNetflixで初めて手掛ける作品が明らかとなった。英Digital Spyが報じている。

Netflixでベニオフとワイスが初めて製作するのはスタンダップ・コメディ番組『Leslie Jones: Time Machine(原題)』。人気コメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』出身で、リブート版『ゴーストバスターズ』や『エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方』に出演しているレスリー・ジョーンズが主演する番組で、二人は監督を務めるとのこと。

先日リリースされたティーザー映像では、「2020年1月14日、Netflixに"ドラゴンの母"がやってくる」「"クイーン"の登場だ」といったキャッチコピーが並ぶ。

本シリーズに関しては、「コメディアンで女優、エミー賞候補にもなった『サタデー・ナイト・ライブ』の卒業生であるレスリー・ジョーンズによる、とにかく楽しもう!という番組です。ワイルドな時期やクレイジーな体験、セレブとの出会い、ちょっとした厄介事といったものを通して笑いを取り上げます」と紹介されている。

『ゲーム・オブ・スローンズ』終了後のベニオフとワイスは、『スター・ウォーズ』シリーズの新作トリロジーでメガホンを取るはずだったが、Netflixとの契約発表後に同シリーズの監督から降板したことが報じられていた。先日には、ワーナー・ブラザースで怪奇小説家ハワード・フィリップス・ラヴクラフトを主人公にしたスリラー映画を製作するというニュースも届いている。

今回スタンダップ・コメディ番組を手掛けることになった二人だが、これまで同ジャンルの作品を手掛けたことはほとんどない。ベニオフが過去に関わった作品は、自身の小説を映画用に脚色した『25時』をはじめ、『トロイ』『君のためなら千回でも』『マイ・ブラザー』など、『ゲーム・オブ・スローンズ』以外も大半はシリアスものだ。一方のワイスは『ゲーム・オブ・スローンズ』以前のキャリアはあまりないが、2013年にコメディドラマ『フィラデルフィアは今日も晴れ』の一話で脚本を手掛けている。また、二人で2017年に短編コメディ作品『Three Guys with Similar Leather Jackets(原題)』の製作総指揮を務めたことも、数少ないコメディ経験と言えるだろう。

才能あふれるコンビが挑むコメディ番組『Leslie Jones: Time Machine』は、2020年1月14日(火)よりNetflixにて配信予定。(海外ドラマNAVI)

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『ゲーム・オブ・スローンズ』の〈ドラゴンの母〉デナーリスもビックリ!?
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