『アベンジャーズ』監督、米Amazonで実話を元にした犯罪ドラマを製作!

マーベル・シネマティック・ユニバースの『アベンジャーズ/エンドゲーム』を含む4作品でメガホンを取ったジョー&アンソニー・ルッソ兄弟。『DEADLY CLASS』『コミ・カレ!!』といったドラマシリーズも手掛けたことのある彼らが、米FXのマーベルドラマ『レギオン』やドラマ版『FARGO/ファーゴ』でクリエイターを務めるノア・ホーリーとタッグを組み、米Amazonで実話を元にした犯罪ドラマを製作することが分かった。米Deadlineが報じている。

ルッソ兄弟とホーリーが製作を担う犯罪ドラマ『Mastermind(原題)』は、2019年初めに出版されたアメリカ人ジャーナリストのエヴァン・ラトリフによる犯罪ノンフィクション「魔王:奸智と暴力のサイバー犯罪帝国を築いた男」(早川書房)を下敷きとする。

ドラマ版では、洗練された犯罪帝国を築いた天才プログラマー、ポール・ル・ルーの真実の物語が描かれる。2000年代半ばに処方薬をネット販売する違法ギリギリの方法で巨万の富を得たルーは、北朝鮮で精製された高純度のドラッグを東南アジアで売りさばき、南米では大規模なコカインの取引を行ったほか、ミサイル誘導システムを開発して中東諸国に売りつけることを企てるなど、手広く犯罪に手を染めていた。そんなルーを10年にわたり追ったラトリフのルポが映像化される。

脚色を担当するのは、戦争映画『1917 命をかけた伝令』の脚本を担ったクリスティ・ウィルソン=ケアンズ。ルッソ兄弟とホーリーは、リック・ジェイコブズ(『ワイノナ・アープ』)、ショーン&ブライアン・ファースト(『殺しのナンバー』)、マイク・ラロッカ(『DEADLY CLASS』)らとともに製作総指揮を務める。

『Mastermind』の配役や配信日などの情報が分かり次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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『アベンジャーズ/エンドゲーム』
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