『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』でエミー賞&ゴールデン・グローブ賞主演女優賞に輝いたニコール・キッドマン。彼女が映像化権利を獲得した作品に『ギルモア・ガールズ』のスーキー役で知られるメリッサ・マッカーシーが主演することが明らかになった。米Hollywood Reporterなどが報じている。
ニコールが映像化権利を獲得したのは、オーストラリア作家のリアン・モリアーティが2018年に刊行した「Nine Perfect Strangers」。このたび、同名タイトルで米Hulu製作により映像化される本作は、ダイエットのためや、人生からひと休みするためなど様々な理由で都会から人里離れたリゾート地に集まる9人の10日間にわたる物語が描かれる。
ニコールは出演もし、そのリゾート施設のディレクターであるマーシャを演じる。マーシャはここを訪れる人々が心身ともに再び元気になれるようにすることに熱意を持っている女性だ。
そしてメリッサは、この地にやって来る9人のうちの一人、恋愛小説家フランシスに扮する。原作のフランシスは、出版社から最新の執筆作品を拒絶された人物。
本作の製作総指揮には、ニコールとメリッサに加え、『ビッグ・リトル・ライズ』のクリエイターであるデイビッド・E・ケリー(『アリー・myラブ』『ボストン・リーガル』)も名を連ねる。さらにケリーは脚本も手掛け、ジョン=ヘンリー・バターワース(『フォードvsフェラーリ』)と共にショーランナーも担う。
メリッサは、エミー賞コメディ・シリーズ部門主演女優賞した『マイク&モリー マシュマロ系しあわせ日記』以来のTVドラマシリーズレギュラー出演となる。彼女は『ギルモア・ガールズ』で人気を博して以来、『プライベート・プラクティス』『サマンサWho?』などのTV作品や、リブート版『ゴーストバスターズ』『ある女流作家の罪と罰』など映画界でも活躍している。
『Nine Perfect Strangers』は、2021年の配信を予定している。(海外ドラマNAVI)
Photo:メリッサ・マッカーシー (c)Faye S/Famous/ニコール・キッドマン (c)SF/Famous