米ロサンゼルスで1月5日(日)に発表された第77回ゴールデン・グローブ賞でミニシリーズ/テレビムービー部門助演女優賞を受賞したパトリシア・アークエット(『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』『CSI:サイバー』)。今回の受賞作品である、実話を元にした米Huluオリジナルドラマ『The Act(原題)』では異常な愛で娘を支配する母を演じた彼女の次回作が早くも決まったようだ。米Varietyなどが報じている。
パトリシアが出演すると伝えられる新作『Severance(原題)』は、米Appleによるサスペンスドラマ。仕事とプライベートのバランスを新たなレベルに引き上げようとするある企業を舞台に、暗い過去を持ちながらもなんとか人生を歩もうとするマークが主人公で、パトリシアは彼の上司を演じるという。役名は不明だ。
マーク役を務めるのは『ビッグ・リトル・ライズ』のエド・マッケンジー役などで知られるアダム・スコットで、監督を担うのは俳優としても活躍するベン・スティラー(『ズーランダー』)。パトリシアと彼ら二人はプロデュースにも携わる。製作を担当するEndeavor Content社は、すでにApple TV+で配信中の『SEE 〜暗闇の世界〜』と『真相 -Truth Be Told-』も手掛けている。
パトリシアとベンは以前、米Showtimeの実録犯罪ドラマ『Escape at Dannemora(原題)』でタッグを組んでおり、同作でパトリシアは昨年のゴールデン・グローブ賞ミニシリーズ/テレビムービー部門の主演女優賞を獲得していた。また、それ以外にもエミー賞や英国アカデミー賞(BAFTA賞)、さらに2014年の映画『6才のボクが、大人になるまで。』ではアカデミー賞助演女優賞も手にしている。そんな彼女が新作ドラマでどんな演技を見せてくれるのか、楽しみだ。(海外ドラマNAVI)
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『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』
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