大人気医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』で10シーズンにわたりクリスティーナを演じ、『キリング・イヴ/Killing Eve』の演技でゴールデン・グローブ賞TVドラマ部門主演女優賞に輝いたサンドラ・オーが、大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のクリエイターが手掛けるNetflixの新作ドラマ『The Chair(原題)』に主演することがわかった。米Varietyが報じている。
『The Chair』は、1話30分となる全6話構成のドラメディ。製作総指揮は主演のサンドラ、『ゲーム・オブ・スローンズ』のクリエイターであるD・B・ワイスとデヴィッド・ベニオフの他、ベニオフの妻で女優のアマンダ・ピート(『トゥゲザーネス』)、バーナデット・コールフィールド(『ゲーム・オブ・スローンズ』)らが務める。また、ピートはアニー・ジュリア=ワイマンと共同で脚本を手掛け、ショーランナーも兼任する予定だ。
サンドラは有名大学の英語学科部長を演じ、彼女の他に『トゥゲザーネス』『トランスペアレント』のジェイ・デュプラスがキャスティングされている。
『グレイズ・アナトミー』を降板後、サンドラは異色スパイドラマ『キリング・イヴ/Killing Eve』でMI5の職員イヴ・ポラストリを演じて好評を博し、エミー賞TVドラマ部門主演女優賞でアジア人として初めてノミネートされる快挙を果たした。また、映画『トスカーナの休日』や『サイドウェイ』といったヒット映画にも出演し、ハリウッドを代表するアジア女優の一人となっている。
ベニオフとウェイスは、昨年Netflixで映画&ドラマを手掛ける大規模な契約を交わし、『The Chair』は本契約の下で初めて製作されるドラマシリーズになる。Netflix作品としては、二人はすでにリブート版『ゴーストバスターズ』で主役の一人を演じ、コメディエンヌのレスリー・ジョーンズのコメディ番組『レスリー・ジョーンズのタイムマシン』で監督を務めている。
現時点では『The Chair』の配信日・具体的なストーリーが明らかになっておらず、新たな情報が入り次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:サンドラ・オー(c)NYZ20/Famous