『クローザー』ブレンダ役キーラ・セジウィック、次は米ABCのシットコムに主演

人気犯罪捜査ドラマ『クローザー』で7シーズンにわたりロサンゼルス市警重大犯罪課のチーフ、ブレンダ・リー・ジョンソン捜査官役で主演したキーラ・セジウィックが、米ABCによる新作シットコム『My Village(原題)』に出演することが明らかとなった。米TV Lineがその役どころなどを報じている。

『My Village』の主人公は、自分の子どもたちと遠く離れた場所に住む母親。家族と一緒にいる場所が自分の居所だと悟った彼女が再び子どもの人生に関わるようになり、子どもたちも自分が思う以上に母親を必要としていることに気づくのだった――。

キーラは主人公の母親役を演じ、米CBSで4シーズンにわたり放送されたコメディドラマ『New Adventures of Old Christine(原題)』でクリエイターを務めたキャリ・ライザーが指揮を執り、人気シットコム『ママと恋に落ちるまで』で製作総指揮・監督を務めたパメラ・フライマンがメガホンを執る予定だ。

夫で俳優のケヴィン・ベーコン(『ザ・フォロイング』)とのおしどり夫婦ぶりでも知られるキーラは、『クローザー』で本格的にドラマ界に進出するまでは主に映画界を拠点に活動。1995年公開の『告発』で夫婦共演を果たし、トム・クルーズが主演した戦争映画『7月4日に生まれて』やキャメロン・クロウが手掛けた恋愛アンサンブル映画『シングルス』、ジョン・トラボルタと共演したファンタジー映画『フェノミナン』などの代表作がある。

キーラは、警察コメディドラマ『ブルックリン・ナイン-ナイン』ではマデリン・ワンチ本部長役でゲスト出演、『アリー・myラブ』では解離性人格障害の女性ハンナ役で登場するなど、コミカルな演技からシリアスな演技までこなす実力派女優。2017年にもABCのサスペンスドラマ『Ten Days in the Valley(原題)』で、行方不明の娘を探すワーカホリックな母親役で主演を務めている。

『My Village』でキーラと共演する新キャストなどが決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『Ten Days in the Valley』©ABC/Mitch Haaseth