『24』テイト・ドノヴァン、本格科学捜査ドラマで主演!相棒は『シカゴ P.D.』のあの人

アクションドラマ『24 TWENTY FOUR リブ・アナザー・デイ』でオードリーの夫マーク・ブードロー役、青春ドラマ『The O.C.』ではマリッサの父親ジミー、『ダメージ』ではパティの部下で弁護士のトム・シェイズ役など、多くの人気番組で活躍するテイト・ドノヴァン。『ゴシップガール』『Glee/グリー』『マダム・セクレタリー』など人気番組の監督も務める彼が、FOXの新作犯罪ドラマに主演することが明らかになった。そしてテイトと共にメインキャストを務める俳優についても米Deadlineなど複数のメディアが報じている。

テッドが出演するこの新作は、米FOXがパイロット版を手がける科学捜査系統学犯罪ドラマで『Blood Relative(原題)』というタイトル。2018年にアメリカ出身の作家でジャーナリストのジェームス・レナーが執筆した記事「Beyond the Jungle of Bad: The True Story of Two Women from California Who Are Solving All the Mysteries(原題)」を元にしたもの。これは、身元不明の遺体やその連続殺人鬼を特定するために、科学捜査に系統学を取り入れたドクター・コリーン・フィッツパトリックとドクター・マーガレット・プレスの捜査手法について書かれている。

ドラマ『Blood Relative』は、この新たな捜査手法である系統学を誰よりも知っているルイーズ・ケリーとその兄である刑事ジョン・ケリーが主人公。ルイーズはこの分野では優秀だがとても付き合い辛い人物。一方、ジョンは高校の同級生と結婚し、子ども二人をもうけ、父親と同じく刑事という道を歩んでおり、まわりのみんなから評判の良い理想的な人物だ。

そんな正反対の兄弟である二人がペアを組み捜査することになるが、そのことで二人の過去にあった悪魔が表面化していくことをジョンはまだ知らずにいた。捜査を進めることでジョンは昔の記憶を遡り、幼少期の思い出や父親について疑問を抱くようになる。一度疑問に思うと、もう後戻りはできない。そしてやがて理想の人生と思っていたジョンが築きあげた生活は、ボロボロと音を立てて崩れ落ちていくのだった――。

テッドはこの主人公ジョンを演じ、その妹ルイーズ役には映画『ザ・ファイター』で2010年にアカデミー賞助演女優賞を受賞したメリッサ・レオ(『ウェイワード・パインズ 出口のない街』)が決定している。

テッドの相棒で殺人課の刑事ブリックに扮するのは、『シカゴ P.D.』シーズン3で最重要指名手配者デレクの弟ベンジーを演じたタイロン・ブラウン。タイロンはその他にも『アンフォゲッタブル 完全記憶捜査』『アフェア 情事の行方』『BULL/ブル 法廷を操る男』『FBI:特別捜査班」『POWER/パワー』などの人気作にゲスト出演を果たしている今注目の俳優だ。

クリス・レヴィンソン(『TOUCH/タッチ』)と原作のレナーが脚本を手がけ、『レジデント 型破りな天才』『WHAT/IF 選択の連鎖』『パトリオット・ゲーム』などのフィリップ・ノイスが監督を務める。

Amazonオリジナル ドラマ『高い城の男』や痛快アクション『MACGYVER/マクガイバー』への出演でも知られるテイトは、映画『ロケットマン』『THE UPSIDE/最強のふたり』など、TV・映画界問わず広く活躍している。(海外ドラマNAVI)

Photo:テイト・ドノヴァン©NYKC