『シカゴP.D.』クロスオーバーでカムバックしたばかりのショーン・ローマン役、探偵ドラマに出演決定

シカゴ警察21分署特捜班の活躍を描く大ヒットシカゴシリーズの『シカゴP.D.』。本作シーズン3でレギュラーを降板した、バージェスのパートナーで、パトロール警官のショーン・ローマンを演じたブライアン・ジェラティ。先日当サイトで、シカゴシリーズおなじみの3作クロスオーバーエピソードで驚きのカムバックを果たしたことを報じたばかりだが、このたび『ビッグ・リトル・ライズ』などを手掛けるヒットクリエイター、デイビッド・E・ケリーが米ABCで製作する新作探偵ドラマ『The Big Sky(原題)』に出演することがわかった。

『The Big Sky』は、私立探偵キャシー・デウェルを主人公にしたアメリカ出身の作家C・J・ボックスによる小説シリーズの1作目「The Highway(原題)」をドラマ化するシリーズ。

キャシーは元警官のジェニー・ホイトを相棒に、モンタナ州の高速道路でトラック運転手に誘拐された二人の姉妹の捜索を開始。事件を捜査するうち、キャシーとジェニーはその地域で姿を消したのは彼女たちだけではないことに気付き、新たな被害者が出る前に殺人犯を食い止めようとする。2013年にスタートした小説シリーズは、2019年までに4冊が出版されている。

この新作でブライアンが演じる役どころは不明だが、『ヴァイキング ~海の覇者たち~』で6シーズンにわたりラグナルの妻ラゲルサ役を演じたキャサリン・ウィニックがジェニー役で主演。ジェニーはシニカルでタフな女性で、私立探偵の夫コディーと別居しているという設定。

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コディー役にキャスティングされているのは『ザ・シューター』に主演したライアン・フィリップ。その他にジョン・キャロル・リンチ(『アメリカン・ホラー・ストーリー』)、ディディ・ファイファー(『エイリアンVSエイリアン』)、カイリー・バンバリー(『ねじれた疑惑』)らもキャストに名を連ねている。

ブライアンが『シカゴP.D.』で扮したショーンはシーズン2で初登場、シーズン3までマリーナ・スコーシアーティ扮するキムのパートナーのパトロール警官を演じた。だが、シーズン3でパトカーにいたところを銃撃され左腕を負傷。その後遺症もあり退職するという展開でシカゴ警察を離れていた。米国で2月26日(水)に放送されたクロスオーバーで再登場を果たしたわけだが、その復帰については言葉を濁しており、引き続き『シカゴ』シリーズに登場するのかは明らかにされていなかった。

『The Big Sky』はE・ケリーが脚本・製作総指揮・クリエイターを担い、リーガルドラマ『弁護士ビリー・マクブライド』でケリーと組んだロス・ファインマン、そして原作者のボックスも製作総指揮を手掛ける予定だ。

主演を務めるカナダ出身のキャサリンは『ヴァイキング』が代表作となるが、スティーヴン・キングの小説を映画化したSFファンタジー大作『ダークタワー』やNetflixの犯罪アクション『ポーラー 狙われた暗殺者』などに出演して映画作品でも活躍。『パーソン・オブ・インタレスト』や『BONES ボーンズ』『NIKITA/ニキータ』をはじめとする人気ドラマシリーズにも多数ゲストとして登場している。(海外ドラマNAVI)

Photo:『シカゴ P.D.』(c) 2014-2015 Universal Studios. All Rights Reserved. 『ヴァイキング~海の覇者たち~』 (C) 2014 TM PRODUCTIONS LIMITED / T5 VIKINGS PRODUCTIONS INC. ALL RIGHTS RESERVED