大人気ドラマ『シカゴ・ファイア』で3シーズンにわたり消防士のピーター・ミルズ役を演じたチャーリー・バーネットが再び米NBCでドラマに出演することが明らかになった。チャーリーのキャスティングが決定したのは、「もしも...」の世界を描く新作ドラマ『Ordinary Joe(原題)』で、『暴走地区-ZOO-』で主人公ジャクソン・オズ役を演じたジェームズ・ウォークと共演することになる。ドラマの詳細を米Varietyが報じている。
新作ドラマ『Ordinary Joe』は、人生の岐路で極めて重要な選択をした主人公ジョー・キンブローが体験する、"もしも違う選択をしていたら..."という異なる3つの世界が平行して描かれる意欲作。愛と忠誠心、または情熱という3つの要素を基にそれぞれ異なる決断を下した場合、どのように人生が違ってくるかを問うドラマとなる。
チャーリーは、ジョーの親友の一人であるエリック・パイン役を演じるとのこと。ジョー役には、『暴走地区-ZOO-』やドラマ版『ウォッチメン』などでおなじみのジェームズがキャスティングされている。そして、出会ってすぐにジョーと心の絆を結ぶ、聡明で心優しい女性エイミー役に扮するのは、『アンダー・ザ・ドーム』やNetflixの『I-Land 戦慄の島』などに出演しているナタリー・マルティネス。
医療ドラマ『Dr.HOUSE ―ドクター・ハウス―』と『Glee』で組んだラッセル・フレンドとギャレット・ラーナーが指揮を執り、マット・リーヴス(『The Batman(原題)』、アダム・カッサン(『パッセージ』)らが共同製作総指揮を担う。
チャーリーは『シカゴ・ファイア』のスピンオフとなる『シカゴ P.D.』にもピーター役で活躍。シリーズ降板後は、Netflixの異色コメディドラマ『ロシアン・ドール:謎のタイムループ』で物語の鍵を握るアラン役で出演。この『ロシアン・ドール』は、奇しくも同じ一晩を繰り返す物語で、ある意味「もしも違う選択をしていたら?」の繰り返しのようなストーリー展開になっている。『ロシアン・ドール』はその斬新な舞台設定やストーリー展開、伏線の意味するところなどが多くの視聴者やメディアの話題にのぼり、シーズン2の製作も決定している意欲作だ。
新作『Ordinary Joe』の追加キャストや放送日など、詳細が入り次第またお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:『シカゴ・ファイア』© 2016 OPEN 4 BUSINESS PRODUCTIONS LLC. All Rights Reserved.