大ヒット映画『スター・ウォーズ』シリーズの番外編『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でキャシアン・アンドー将校を演じたディエゴ・ルナが、新型コロナウイルス(COVID-19)の自己隔離中にあるドラマを見て後悔したと明かしている。米Indie Wireが報じた。
ディエゴが見たのは、1986年に旧ソ連のチェルノブイリ原子力発電所で起きた事故の真相に迫る米HBOの実録ドラマ『チェルノブイリ』。Indie Wireの記者とInstagramで行ったライブチャットにて、ディエゴは自己隔離中に同作を鑑賞したのは間違いだったと語った。「恐ろしかったよ! 同作では、COVID-19に対する多くの政府関係者と同じ反応が描かれていた。番組冒頭で当局が‟いやいや、何も起こっていない。すべて管理できている"と言っていて、現実で起きてることと似てるなと思ったよ」と、ドラマと新型ウイルスの蔓延を重ね合わせて怖くなってしまったようだ。
そのインタビューでディエゴは、Disney+が製作する『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のドラマ版にアンドー将校役で続投することについて質問され、次のように答えている。「そのことについては話せないんだ。言えるのは、ドラマ版は素晴らしいチャレンジで、映画版にアプローチするための優れた方法ということだけだ。でも、すでに(映画版でアンドーに起きた)結末を知ってるからどうだろうね? だから、物語が重要になる。どうやって物語を伝えて、どのくらいの奥行きを見せられるかにかかっている。ドラマ版は、最後に視聴者を驚かせるようなシリーズにはならないよ。みんな、エンディングは知ってるからね」
現時点でタイトル未定のドラマ版には、映画版に登場したドロイドのK-2SOがカムバックし、アラン・テュディックが声優として続投する。またディエゴは最近では、メキシコの麻薬戦争を描く『ナルコス:メキシコ編』に麻薬王フェリクス役で主演しており、同作はNetflixでシーズン1~2が配信中だ。(海外ドラマNAVI)
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ディエゴ・ルナとフェリシティ・ジョーンズ
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