50セントが『クリミナル・マインド』脚本家とタッグ!実在するブラック・マフィア・ファミリーをドラマ化

人気ラッパーで俳優・プロデューサーとしても活躍する50セントことカーティス・ジャクソンが、『クリミナル・マインド』の脚本家と再タッグを組み、米Starzで新作ギャングドラマ『Black Mafia Family(原題)』を製作することが明らかとなった。英Digital Spyが報じている。

『Black Mafia Family』は実話にインスパイアされた犯罪ドラマで、1980年代後半に‟最も影響力のある犯罪ファミリーのひとつ"として名を馳せた、‟ビッグ・ミーチ"ことディメトリウスと‟サウスウェスト"ことテリー・フレノリー兄弟が主人公となる。ミシガン州デトロイト南西部の廃れたストリートで、いかにフレノリー兄弟がドラッグの売買からヒップホップの世界へ移り、のし上がって行ったかが描かれる。

50セントが出演・製作総指揮を兼任した犯罪サスペンスドラマ『POWER/パワー』で脚本・プロデュースを担い、『クリミナル・マインド』なども手掛けたランディ・ハギンズがペンを執り、二人が再タッグを組む運びとなった。

Starzのジェフリー・ハーシュCEOは、「『Black Mafia Family』は、フレノリー兄弟の堂々とした姿から、彼らが暮らす命がけの危険な世界を描く、素晴らしいドラマになることを約束します。このシリーズは、世界中の視聴者に楽しんでもらえる作品になるでしょう」とコメントしている。

そして50セントは、「以前に俺は、『Black Mafia Family』が製作されて、TVで一番話題になるシリーズになると言ってただろ。ミーチとテリーはレジェンドで、彼らの物語をStarzで実現できることにワクワクしてるよ」と、新作にかける意気込みを語っている。

なお、50セントは『POWER』の前日譚スピンオフとなる『Power Book III: Raising Kanan(原題)』と『Power Book II: Ghost(原題)』『Power Book IV: Influence(原題)』『Power Book V: Force(原題)』でもプロデューサーを務める予定だ。

『Black Mafia Family』に出演するキャストなどの詳細が決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:50セント(カーティス・ジャクソン)©ABC/John Salangsang