『レバレッジ』がリブート!まさかの主役以外全員がカムバック!新たな主人公は『ER』の彼!

ティモシー・ハットン主演で、2012年に惜しまれつつ幕を閉じたクライムアクションドラマ『レバレッジ ~詐欺師たちの流儀』がなんとリブートされることが明らかになった。米Deadlineなどが報じている。

2008年から5シーズンにわたり放送された『レバレッジ』は、元保険調査員でチームリーダーのネイトを中心に、超演技派のペテン師ソフィー、喧嘩が強い色男エリオット、天才ハッカーのハーディソン、アクロバティックな泥棒パーカーの5人が一丸となって、弱きを助け、悪事を働く巨大な社会権力に立ち向かう人気シリーズ。

残念ながら当時は放送局である米TNTにより打ち切られてしまったが、その後製作総指揮のディーン・デヴリンが映画化を交渉しているという話も浮上していた。またエリオット役のクリスチャン・ケインはドラマの終わり方について納得がいっておらず、「あと10年分のストーリーがあった。でもシーズン5の製作中に終了が決まったんだ。もっと続くはずだったのに」とも語っていた。

そんな終わり方をした本作のリブート版は、デヴリンが引き続き製作総指揮を務める。そして、Amazon傘下の「IMDb(インターネット・ムービー・データベース)」の配信サービスIMDb TVで製作される。IMDb TVは2019年1月よりサービスを開始しており、『デスパレートな妻たち』『ホワイトカラー』『LOST』『アリー・myラブ』など過去の人気作品を数多く獲得している。そして昨年7月より『レバレッジ』はIMDb TVで配信されており、同社の人気作品になっていた。そのため、今回のリブート版の話が急浮上したようだ。

リブート版には、エリオット役のクリスチャンをはじめ、パーカー役のベス・リースグラフ、ソフィー役のジーナ・ベルマン、ハーディソン役のオルディス・ホッジのお馴染みのキャストがカムバック! しかし、主人公ネイトを演じたティモシーは復帰しないという。ティモシーがカムバックしない理由は、おそらく最近明らかになった性的暴行疑惑のためと伝えられている。

だが、ティモシーの代わりになんと医療ドラマの金字塔『ER 緊急救命室』のジョン・カーター役やSFドラマ『フォーリング スカイズ』のトム・メイソン役などで知られるノア・ワイリーが主演する。現時点ではノアとの契約は1年と言われている。

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デヴリンは、「キャンセルになった日以来、『レバレッジ』の世界に戻りたいとずっと願っていました。この作品、キャラクター、キャスト、そしてそれに関わった人々のすべてに対し、特別な思い入れがあります。Amazon StudiosとIMDb TVで進められるこの新しいシリーズはオリジナル版を再考したものとなります。『レバレッジ』は子どもの死に復讐するための十字軍のようなチームを中心としたものでしたが、このシリーズは、正されるべき不正行為の償いの物語となるでしょう。あの5人の世界に戻れることに、とても興奮しております」と喜びを語った。

リブート版の撮影は今のところ、今年の6月下旬から7月初旬に米ルイジアナで開始予定。果たしてノアが演じるリーダーはどのような人物になるのか。期待して続報を待ちたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『レバレッジ 詐欺師たちの流儀』(c)Turner Network Television. A Time Warner Company. All Rights Reserved./ノア・ワイリー (c)SUE SCHNEIDER/FAMOUS