『バック・トゥ・ザ・フューチャー』キャストとオラフが集結!あのシーンも即興で

1985年の公開後、全米はもちろん日本でも大人気となった映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(以下『BTTF』)。主人公の高校生マーティが、親友の科学者が作った特製の乗用車「デロリアン」で過去や未来にタイムスリップするというストーリーで、社会現象になるほど大ヒットした作品。そんな本作を製作、出演していたおなじみの顔ぶれが、オンラインで集結した。米Popsugarが報じている。

この再会は、『アナと雪の女王』シリーズのオラフの声で知られるアメリカ出身の俳優ジョシュ・ギャッドが司会を務めるYouTubeチャリティ番組「Reunited Apart(原題)」で行われた。

第2回目となる今回は、『BTTF』で科学者エメット・ブラウン博士、通称"ドク"を演じたクリストファー・ロイド、マーティ役のマイケル・J・フォックス、そしてマーティの母ロレインに扮したリー・トンプソン、ジェニファー・パーカー役(PART2&3)のエリザベス・シュー、クララ・クレイトン役のメアリー・スティーンバージェン、さらに製作陣からはロバート・ゼメキス監督、脚本家のボブ・ゲイル、作曲家のアラン・シルヴェストリらが再会した。

さらに、トリビアクイズでは、同シリーズの大ファンだというJ・J・エイブラムス(『スター・ウォーズ』シリーズなど)まで登場。超豪華な顔ぶれが揃った番組となった。

マイケルを紹介すること自体が信じられないというジョシュは、それぞれに質問やリクエストを投げかけた。なかでも視聴者が興奮したのは、映画のシーンの再現。

ドクが「なぜ未来はこんなにも全てが重いんだ。地球の重力か何かが問題なのか?」と言うとジョシュも大興奮。そして脚本家のゲイルの後ろにマーティが乗っていたホバーボードがあることに気がついたジョシュはそれにも言及。

「これが『BTTF』から唯一持って帰っている小道具だよ」とゲイルは答えた。さらにエイブラムスは、本作のオリジナルタイトルは何だったかという問いを投げかけ、これにはリーが、「Spaceman from Pluto(冥王星から来た宇宙飛行士)みたいな感じ?」と見事に答をあてた。

また、誰もが覚えているあのテーマ曲を最初に耳にした時どう思ったかと尋ねられた脚本家のゲイルは、「最高だったよ。あんな瞬間はないだろうね。望んだものそのものだったよ」とこたえ、シルヴェストリも大満足の笑顔を見せた。番組の最後ではアカデミー賞の歌曲賞にもノミネートされたテーマ曲「パワー・オブ・ラブ」をオンライン越しに集結したメンバーが披露。

懐かしい顔ぶれが集まったこのトーク番組は、YouTubeにて視聴可能。(海外ドラマNAVI)

Photo:『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』© Universal Studios - All Rights Reserved.