大人気サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』と、その前日譚を描く『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』。そしてスピンオフ第2弾となる『The Walking Dead: World Beyond(原題)』、映画版『ウォーキング・デッド』など、その世界は広がり続けているが、『ウォーキング・デッド』を降板したあるキャストが、『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』に移った‟あのキャスト"を羨ましく思う理由について語っている。英Digital Spyが報じた。(※本記事は、『ウォーキング・デッド』シーズン8のネタばれを含むのでご注意を!)
語ったのは『ウォーキング・デッド』でシーズン5から8にかけてトビン役を演じたジェイソン・ダグラス。ジェイソンが演じたトビンは、シーズン8にて残忍な死を迎えたうえウォーカーに転化してシリーズから退場した。だが、『ウォーキング・デッド』ユニバースを卒業するかわりに、モーガン役のレニー・ジェームズやドワイトを演じるオースティン・アメリオのように、本家からスピンオフへ移りたかったと話した。
(Photo:ジェイソン・ダグラス)
そして、キャストのなかでも特にオースティンをとりまく状況がラッキーで、羨ましく思っているとも明かしている。
「オースティン・アメリオのことを思うと、いい意味で羨ましかったよ...。彼は文字通りオースティン出身のテキサス男で、オースティン出身のオースティンなんだ。だから、彼は自宅に帰って自分のベッドで眠り、朝はロケに向かう前に子どもたちに会える。それってすごいよね? だから、(自分が出演し始めて)1~2シーズンほどして、そういう生活が恋しくなったよ」とコメント。そして、トビンが悲惨な最期を遂げたことにわだかまりは感じておらず、4シーズンで26話にわたり出演できた経験は素晴らしかったとも付け加えていた。
(Photo:オースティン・アメリオ)
ジェイソンは『ウォーキング・デッド』以外に、『ブレイキング・バッド』や『フロム・ダスク・ティル・ドーン ザ・シリーズ』『ナイトシフト 真夜中の救命医』などにゲスト出演しており、アニメシリーズ『RWBY(原題)』やビデオゲーム『ドラゴンボールZ KAKAROT』などで声優としても活躍している。
『ウォーキング・デッド』シーズン10は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により第15話をもって終了し、第16話は製作が再開され次第ポストプロダクションを終え、年内に放送される予定だ。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ウォーキング・デッド』 (C)Frank Ockenfels 3/AMC 『ウォーキング・デッド』(C)Van Redin/AMC