マーベル・コミックスのドラマ化となる米Freeformの『マーベル クローク&ダガー』。不思議な能力を手にした高校生の青年タイロンと少女タンディが、戸惑いながらも互いの能力を使って助け合いながら悪と戦う本作は、昨年シーズン2をもって幕を閉じた。しかし本作にタンディ役で主演したオリヴィア・ホルトが、新作ドラマ『Cruel Summer(原題)』で同放送局にカムバックすることが明らかとなった。米TV Lineが報じている。
オリヴィアが主演することになったのは、以前に『Last Summer』のタイトルで製作が発表されていたシリーズで、新たに『Cruel Summer』と改名されている。
その新作は、テキサス州の田舎町でケイトという美しい人気者の女子高生が行方不明になった実際に起きた事件を描き、1993年と94年、95年という3つの異なる夏が舞台になるとのこと。また、事件に一見関係がなさそうな、不起用で優しいジャネットという少女がケイトの代わりに町で一番の人気者となるが、95年までにジャネットは全米で最も嫌われた人物になるというから、何らかの形で彼女が事件に関わってくるのかもしれない。
オリヴィアはケイト役で出演し、アクションドラマ『ザ・ブレイブ:エリート特殊部隊』で、ヴェリーナ役を演じたキアラ・オーレリアがジャネット役にキャスティングされている。
各エピソードはケイトとジャネットの視点で綴られ、物語が進み事件に関する情報が明らかになるにつれ、視聴者による登場キャラクターの見方が変わる展開となる模様だ。
米USAによる犯罪サスペンス・アンソロジードラマ『The Sinner -記憶を埋める女-』シーズン1に主演し、シリーズで製作総指揮も務めたジェシカ・ビールが指揮を執る。
子役としてデビューしたオリヴィアは、ディズニーのドラマ『とび蹴り アチョ~ズ! 』や『彼女はモンスター・ファイター』、青春コメディ映画『ステータス・アップデート』などに出演し、アニメ映画『ノーム・アローン』では声優にも挑戦している。(海外ドラマNAVI)
Photo:『マーベル クローク&ダガー』(c)2018 MARVEL & ABC Signature Studios