『ウォーキング・デッド』シーズン10最終話は『ゲーム・オブ・スローンズ』級の大バトル!?

人気のサバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』シーズン10の最終話は、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で特殊効果などのポスト・プロダクションが完了せず、いまだに放送されていない。そんな中、昨年11月に撮影は終わっていた同エピソードについて、ダリル役のノーマン・リーダスをはじめとするキャストやスタッフがコメントしている。米Entertainment Weeklyが伝えた。

シーズンファイナルとなる第16話について、ショーランナーのアンジェラ・カンが「シーズン10でファンが観てきた壮大な戦いを、さらに目にすることになるわ」と語れば、ニーガン役のジェフリー・ディーン・モーガンも「大規模なエピソードになるだろう」と同調。そして同エピソードの監督を務めたグレッグ・ニコテロは、「(最終話は)本当に素晴らしいエピソードだよ。みんなが足止めを食っているところへ、ベータが群れを連れていく第15話の終わり方が大好きなんだ。(最終話に向けて)お膳立ては整っているよね」と話している。

続けてダリル役のノーマンは、「壮大な戦いになる。まるで『ゲーム・オブ・スローンズ』級の大バトルだよ」と、激しい戦闘シーンの数々で定評のある人気シリーズと比較。また、キャラクターだけでなく、演じる俳優にとってもスタッフにとっても負担が大きかったエピソードだったとも語っている。

「撮影はすごく楽しかったけど、このエピソードではスタッフもキャストも追い込まれた。誰もがかなり深く掘り下げなくちゃいけなくてさ...。なんて疲れるエピソードだったんだろうな! 早朝まで大規模なバトルシーンの撮影が続いて、壮大なスケールに映えるシーンになった。あの戦闘シーンは伝説になるだろう」

本作でキャストが追い込まれることは過去にも何度かあったが、ノーマンによれば、それがやる気につながっている模様。「この作品では(追い込まれるのが)お約束みたいになってるけど、毎回その甲斐はあるよ。歴史に残る作品だからね。シーズンやミッドシーズンのフィナーレでは(そのスケールの大きさに)浮き足立ちそうになるけど、いざとなればみんなに自信がみなぎり、きっちり決めてくれるんだ」

この最終話についてカンたちは年内に放送する意向を示しているものの、現時点ではポスト・プロダクションの再開日や米AMCでの放送日は不明だ。(海外ドラマNAVI)

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『ウォーキング・デッド』
(C)Jackson Lee Davis/AMC