『ジ・オフィス』スティーヴ・カレル主演のNetflix『スペース・フォース』、シーズン2更新前に製作が進行中!

5月29日(金)よりNetflixで配信されているSFコメディドラマ『スペース・フォース』は、現時点でシーズン2への更新は発表されていないが、すでに同シーズンの製作が進行していることが明らかとなった。米Colliderが報じている。

『スペース・フォース』は、英コメディドラマの米版リメイクとなる『ジ・オフィス』に主演したスティーヴ・カレルが、同作のスタッフと再タッグを組んだ新作ドラマ。四つ星を誇る将官のマーク・R・ネアードが、新たに創設された6番目の軍種となる宇宙軍のトップに任命され、月面に軍事基地を設置する壮大なプロジェクトに挑むことになるというストーリーだ。主人公のマークをスティーヴが演じる。

Colliderのインタビューで、スティーヴとともにクリエイターを務めるグレッグ・ダニエルズが、シーズン2へ更新されていない事実を認めながらも、数シーズン分のネタがあると感じて脚本家たちに連絡を取り、シーズン2のアイディアを具体的に練り始めたと明かしている。

「僕たちとしては、ぜひもう数シーズンやりたいね。来年どんなことができるかについて、主要な脚本家たちを集めてすでに話し合いを始めているんだ。まだ更新はされていないけれど、シーズン1のラストからいろんな形で続けられると思うよ」

シーズン1のラストがクリフハンガーで終わっている『スペース・フォース』は、配信開始後1週間も経たないうちにかなりの視聴者数を獲得している。配信スタート以来、アメリカのNetflixで最も視聴されている番組トップ10で連日ナンバー1を記録しているため、コメディドラマにしては製作費が高いことはネックながらも、近いうちにシーズン2への更新が発表されるかもしれない。

ただし、ダニエルズが続投するのは難しいという意見もある。彼が同じくクリエイターを務めるAmazonオリジナルドラマ『アップロード ~デジタルなあの世へようこそ~』のシーズン2製作が先日決まったため、『スペース・フォース』も更新された場合、両方を掛け持ちするのは厳しいのではないかというのが理由だ。

スティーヴ以外のキャストは、『フレンズ』のリサ・クドロー、『アガサ・クリスティー ABC殺人事件』のジョン・マルコヴィッチ、『ジ・アメリカンズ』のノア・エメリッヒ、『ソニック・ザ・ムービー』のベン・シュワルツ、『ミスター・ガラス』のダイアナ・シルヴァーズ、『NYボンビー・ガール』のタウニー・ニューサムなど。(海外ドラマNAVI)

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『スペース・フォース』
(C)AARON EPSTEIN/NETFLIX