『13の理由』クレイ・ジェンセン役、最終シーズンへの想いとスピンオフの可能性について語る

ティーンエイジャーの自殺やいじめをテーマにしたNetflixの青春サスペンスドラマ『13の理由』で主人公クレイ・ジェンセンを演じるディラン・ミネットが、ファイナルシーズンを迎えた作品への思いとスピンオフ版の可能性について語っている。英Digital Spyが報じている。

米Entertainment Tonightのインタビューに応えたディランがファイナルシーズンを迎えることについて、出演キャストが結末を目にできることにワクワクしていると語った。

「僕が脚本を手にしたとき、"おお、そういう展開になってクレイの心の"あの場所"へ行き、クレイが取る行動だとは想像できないようなことをしたり、彼の思考が描かれるんだなって"と思うシーンがたくさんあった。このシーズンには、そういった瞬間がたくさんあって、すごく良く描写できてると思ったよ」と、ファイナルシーズンではクレイの言動に大きな変化が起こることを示唆していた。

またファイナルシーズンでは、それぞれのキャラクターを見送っているような気持ちになり、感傷的にもなってしまうが同時に心が沸き立っているとも付け加えていた。

そして、ディランはシリーズのスピンオフ版は、まったくあり得ないとは思わないとも述べている。「そうなんだよ!(製作されるとしたら)スピンオフがどんなになるかなんて想像すらできない。クレイ・ジェンセンが登場するかって? どうだろうね。僕にはわからないよ」と答えていた。

以前に、米Entertainment Weeklyのインタビューでクリエイターを務めるブライアン・ヨーキーが、シーズン4で物語を終えるべきだと思った理由やファイナルが13話ではなく10話構成に至った経緯、ファイナルで中心になるミステリーなどについて明かしていた。

最終シーズンで卒業を迎えるリバティ高校の最上級生たち。しかし、危険な秘密を隠し通して高校生活に別れを告げる前に、自分たちの人生を未来永劫変えてしまうかもしれない苦渋の決断を迫られることになる――。

果たして、ディラン演じるクレイや彼の仲間は、最後まで秘密を暴かれずに逃げ切れるのだろうか? その答えが描かれる『13の理由』シーズン4は6月5日(金)よりNetflixにて配信開始している。(海外ドラマNAVI)

Photo:『13の理由』© DAVID MOIR/NETFLIX