『フラーハウス』打ち切りの理由は?キャストもシーズン5が最後になるとは思っていなかった

1987年から8シーズンにわたり放送され世界中で人気を博したファミリーコメディ『フルハウス』。その続編として成長した娘たちが子育てに奮闘する姿を中心に描いた『フラーハウス』は、6月2日(火)よりファイナルシーズンとなるシーズン5後半の配信が始まったことで打ち切り、幕を下ろした。しかし、D.J.役のキャンディス・キャメロン・ブレはシーズン6に続くことを望んでいたという。

みんなが『フラーハウス』はシーズン6に進むと考えていた

このほど、米Insiderのインタビューに答えたキャンディスは「私たち全員がシーズン6に進むことを考えていました」と告白。シーズン5での終了はネットワーク上の理由ということを承知した上で、「なぜ彼らが1シーズン早くその決断を下したのか、その明確な理由は知りません」と、腑に落ちないまま終わりを迎えたことを明かした。

出産&子どもの成長を描きたかった…

シーズン6では、おなじみの家で3組の夫婦が一緒に暮らし、ステファニー(ジョディ・スウィーティン)の赤ちゃんが登場することを期待していたというキャンディス。「私は、『フラーハウス』で語ることができる物語はまだたくさんあると思うの。特にこれからなんて、みんなが結婚して、そこから一緒に始めるタイミングだったんだから。まだまだたくさんあると思うし、シーズン5ではステファニーの赤ちゃんについて多くを描かなかったのだから、なおさら残念だったわ」

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続けて、「シーズン6を前に打ち切りになってしまったということは理解しているけど、シーズン6でステファニーが赤ちゃんを育てる姿を見てみたかった。もっと子どもたちに関するストーリーラインを見たかったの。『フルハウス』では、乳児から幼児へと成長する姿を実際に見ていたから、(子どもの成長を描くことは)特別なことだったのよ」と本心を語った。

10歳の頃からサンフランシスコの白い邸宅で暮らしてきたD.J.にとって、本作に誰よりも特別な思い入れがあることは間違いないだろう。(海外ドラマNAVI)

Photo:Netflixオリジナルドラマシリーズ『フラーハウス』