新たな英国犯罪捜査ドラマが誕生!今度は家庭で起きた事件を捜査

人気小説シリーズを映像化する、新たな英国犯罪捜査ドラマが誕生することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

イギリスの製作会社Fremantleが立ち上げたドラマ部門Castlefieldが、英作家カーラ・ハンターによる犯罪推理小説「DI Fawley」シリーズの映像化権を獲得し、ドラマ化することを発表した。

ドラマ版は、これまでに刊行されたシリーズ4部作を下敷きにしたシリーズとなり、どの作品も家庭で起きた悲劇や、被害者の家族や友人が真相を求める事件を捜査するアダム・ファウリー警部補の活躍が描かれる。

第1作となる「Close To Home」では、家族のパーティーから姿を消した8歳の少女の行方をファウラーが調査する展開になっているとのこと。

原作者のハンターはドラマ版について、「私は自分の頭の中でファウリーの小説の結末を、常に意識しながら執筆しています。そして、私が小説で発展させたスタイルは、最高のTV犯罪ドラマの感触とペース、短いシーンや速い展開、また変化する視点を再現するために意図していました」とコメント。自身のInstagrramでも「ついにみんなに発表できるわ!」と喜びを表している。

ハンターは小説を書き始めたときから、すでにドラマ化を念頭に置いて執筆活動を勤しんでいたというから、製作チームとしても映像化しやすいのではないだろうか。

現時点ではクリエイターやショーランナー、キャストなどは発表されておらず、どのプラットフォームで放送・配信されるのかも未定だ。

これまでにCastlefieldは、英BBC製作によるドラマ『In the Flesh(原題)』や『The Secret of Crickley Hall(原題)』などを製作している。

ドラマ版「DI Fawley」でファウリー警部補を演じるキャストなどが決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:カーラ・ハンターのInstagrramより