マーク・ラファロが減量と増量で一人二役熱演、HBO新作ドラマ『アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルー』日本上陸!

映画『アベンジャーズ』シリーズのハルクことブルース・バナー役でお馴染みのマーク・ラファロが、一人二役で双子の兄弟を熱演し、高評価を得ている米HBOの新作ドラマ『アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルー(原題:I Know This Much Is True)』がスターチャンネルEXにて独占配信決定! 併せて予告映像が解禁となった。

マーク・ラファロが主人公である一卵性双生児の双子の兄弟を見事に演じ分け、製作総指揮も務める本作は、人生を立て直そうと努力する主人公の葛藤を描いたウォーリー・ラムの同名ベストセラー小説を、映画『ブルーバレンタイン』のデレク・シアンフランスがドラマ化。

妄想型統合失調症を患う双子の兄トーマスを世話することを病床の母に誓ったドミニクの元に、兄が図書館で騒ぎを起こし病院に運ばれたという知らせが届く。その後、退院し施設に戻るはずだったトーマスが連れて行かれたのは悪名高い収容所だった。ドミニクは必死で助け出そうとするが...。生涯をトーマスに捧げてきたドミニクに幸せは訪れるのか? 母が遺した祖父の自伝で明かされる家族の秘密とは? 現在と過去の度重なる不幸の記憶を交錯させ、必死で生きる主人公の苦悩と希望を描く、感動の人間ドラマ。

マークが演じる兄弟は一卵性の双子ではあるが、精神疾患を患う兄トーマスは精神安定剤などの薬の影響で弟ドミニクより一回り太めのキャラクター。特殊メイクやCGに頼らず完全に二役を演じ分けることにこだわったマークは、まず9キロ減量してから15週に及ぶドミニクのシーンを撮影。その後撮影をいったん休止し、5週間かけて18キロ増量したうえで、統合失調症のトーマスの役に入り込むため様々なリサーチを重ね、トーマスのシーンの撮影に臨んだ。そんなラファロの渾身の演技は、ほとばしるエモーションと鬼気迫るリアリティで、見る者をぐいぐいと画面に引き込む。

そんなマークが扮する兄弟の母親役には、『ザ・ファイター』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したメリッサ・レオ。さらに、『グッド・ワイフ』のカリンダ・シャルマ役でエミー賞助演女優賞を受賞したアーチー・パンジャビが精神科医パテルを演じる。そのほか、ジョン・プロカチーノ(『アメリカン・ドリーマー 理想の代償 』)、ロージー・オドネル(『フォスター家の事情』)、ジュリエット・ルイス(『ナチュラル・ボーン・キラーズ』)、イモージェン・プーツ(『グリーンルーム』)らが脇を固める。

本作で製作総指揮・脚本、そして全6話で自らメガホンをとったシアンフランスは、今回がTVドラマに初挑戦となる。代表作『ブルーバレンタイン』で、とある夫婦の過去と現在を交錯させながら、その愛の軌跡を描き出した監督の特徴とも言えるその手法は本作でも発揮され、兄トーマスに足を引っ張られるような事ばかり起きていた幼少・青年期のエピソードや、前妻との苦い思い出、義父に怯えて育った幼少期のつらい記憶など、過去と現在を交錯させながら、繰り返される不幸にあえぐ主人公ドミニクの苦悩の日々を描いている。第5話で描かれる、祖父がシチリアからアメリカに移住した当時の回想シーンは『ゴッドファーザー Part II』を彷彿とさせ、アメリカにおける移民の歴史の一コマもさりげなく垣間見ることできる。

『アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルー』(全6話)放送・配信情報

配信:Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」
【字幕版】7月28日(火)より 毎週火曜1話ずつ配信

放送:BS10 スターチャンネル
【字幕版】8月26日(水)より 毎週木曜23:00ほか
※8月22日(土)字幕版第1話無料放送

(海外ドラマNAVI)

Photo:『アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルー』(c) 2020 Home Box Office, Inc. All Rights Reserved. HBO(R) and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.