『アベンジャーズ』ロキが主人公の新作ドラマ、共演者はトムヒの旧友だった

ジェニファー・アニストン(『フレンズ』)とリース・ウィザースプーン(『ビッグ・リトル・ライズ』)が共演するApple TV+のドラマ『ザ・モーニングショー』に出演し、『アベンジャーズ』のロキが単独主役のDisney+(ディズニープラス)新作ドラマ『Loki(原題)』にも起用された英国女優ググ・ンバータ=ロー。彼女が米VarietyとiHeartのポッドキャスト『The Big Ticket』で、『ザ・モーニングショー』で伝えたいこと、そして『Loki』で共演した俳優との知られざる関係などを明かした。

『ザ・モーニングショー』は、ベテランのニュースキャスター、ジェニファー演じるアレックス・レヴィが司会を務める朝の情報番組「ザ・モーニングショー」で15年来ともにキャスターを務めてきたミッチ・ケスラーが、スキャンダルにより解雇されるところから幕を開ける。アレックスはそのニュースを全国に配信すると同時に、友人にかけられた疑惑を検証し、自身の契約交渉のため局と格闘することになる...というストーリー。

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同作で「ザ・モーニングショー」のプロデューサーであるハンナを演じているググ。「この作品を通して性的暴行や職場での権力の濫用などの問題について話し合いができるようになると考えたの」と劣悪な労働環境について多くの議論がなされることを期待しているそうで、「(ドラマの内容が)重くなることは分かっていたけど、こうした問題と向き合うことは勇敢であり、もしかしたら癒しにもなるかもしれない」と話している。

ググは続けて、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックが起きるまで、米ジョージア州アトランタで撮影していた『Loki』にも言及。まだ謎の多い同作について多くは語らなかったものの、主演との意外な関係を明かした。「私と(ロキ役の)トム・ヒドルストンは同じ演劇学校に同じ時期に通っていたから、今回こうして共演するなんて面白いわね。10年前、私が『アンダーカバー』のパイロット版に参加して初めて注目されていた頃に、彼は『マイティ・ソー』シリーズの1作目を撮影していたの。彼があの映画での体験について話してくれたことを覚えているわ」と、トムとは苦楽をともにした旧知の間柄であることを教えてくれた。

2010年にJ・J・エイブラムスがクリエイターを務めたアクションドラマ『アンダーカバー』の主役に抜擢されたググは、トム・ハンクス監督映画『幸せの教室』やウィル・スミス主演映画『コンカッション』でも印象的な役を演じ、その後もディズニーの実写版映画『美女と野獣』、エドワード・ノートン監督・主演映画『マザーレス・ブルックリン』といった話題作に出演している。

『ザ・モーニングショー』はApple TV+にて配信中。『Loki』はDisney+にて2021年より配信予定だ。(海外ドラマNAVI)

Photo:

トム・ヒドルストン(『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』)
(C)FAMOUS
ググ・ンバータ=ロー
(C)NYKC/FAMOUS