『グッド・オーメンズ』ジョン・ハム、新作ミステリーでイケメン取材レポーターに

Amazonオリジナル『グッド・オーメンズ』の大天使ガブリエル役や、1960年代の広告業界を舞台にした『MAD MEN マッドメン』の主人公ドン・ドレイパー役で知られるジョン・ハムが、新作映画で主演と製作を務めることが明らかになった。米Hollywood Reporterなど複数のメディアが報じている。

今回ジョンが手掛けるのは、1985年のコメディミステリー映画『フレッチ/殺人方程式』のリバイバル版。本作は、1977年にエドガー賞処女長編賞を受賞したグレゴリー・マクドナルドの同名小説シリーズをもとにしている。

新聞記者フレッチがアランという名の男から、5万ドルの報酬で自分を殺してくれと依頼される。末期ガンで治る見込みがないから、苦痛の中で死ぬよりはひと思いに銃で死にたいと言う理由だった。だが疑問を抱いたフレッチは、承諾したと見せかけて、アランの身辺を探り始める。するとアランは癌にはなっておらず、さらに彼のことを調査し続けるととんでもない陰謀に気づくことになるというストーリー。

オリジナル版では、『コミ・カレ!!』のレギュラー、ピアース・ホーソーン役で知られるチェヴィー・チェイスがフレッチ役を務めていた。ワーナー・ブラザースと製作するこのリバイバル版では、「フレッチ」小説シリーズの第二作目となる「Confess, Fletch(原題)」をベースに、ジョンがイケメンの取材記者フレッチを演じる。

今作でフレッチは殺人事件の渦中に身を置くことになり、自身が容疑者として疑われることになるが、無実を証明するために婚約者の手元から盗まれたアート作品や、彼女の行方不明になっている父の遺産などを見つけなければならなくなる。

監督は、『ニュースルーム』シリーズや『アドベンチャーランドでようこそ』のグレッグ・モットーラグレッグ・モットーラが務める。

ミラマックスCEOのビル・ブロックは、「フレッチシリーズは小説であろうと映像作品であろうと、我々をいつも楽しませてくれました。21世紀においてこのようなアーティストたちが生み出すものがどんな作品になるのかとても楽しみです」と述べた。ジョンのレポーター姿も楽しみな本作。その他のキャストなどの情報が入り次第、お届けしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:Amazon Prime Video『グッド・オーメンズ』公式Instagramより