第2の『ザ・ボーイズ』!? 『サイク』ジェームズ・ロデイが3人組の自警団を描くダークコメディ製作へ

犯罪捜査コメディドラマ『サイク/名探偵はサイキック?』に主演したジェームズ・ロデイ・ロドリゲスが、医療ドラマ『レジデント 型破りな天才研修医』のプロデューサーとタッグを組み、自警団を結成した3人組を描く新作コメディドラマ『Good Serial(原題)』を製作することがわかった。米Deadlineが報じている。

『Good Serial』は悲劇によって引き合わされ、復讐を果たすために自警団を結成した3人のルームメイトが中心に描かれる。本シリーズは、殺人を繰り返すマイアミ警察の血痕分析官を主人公にした犯罪サスペンスドラマ『デクスター ~警察官は殺人鬼』と、共同生活を送る女性二人&男性一人を描くコメディドラマ『Three"s Company(原題)』の精神を受け継いだようなトーンになるという。

最近、芸名のジェームズ(・デイヴィッド)・ロデイから本名であるジェームズ・ロデイ・ロドリゲスに名前を戻したジェームズが、『レジデント』で製作総指揮・脚本を務めるトッド・ハーザンと共同で脚本を担う。本名に戻したのは先祖代々引き継いできたものを大事にしたいという私的な理由からだという。

二人がタッグを組むのは初めてではなく、ハーザンがクリエイターを務めた『ローズウッド ~マイアミ私立検視ラボ』でジェームズがメガホンを取っている。また、二人は映画『スキンウォーカーズ エクリプス』では共同脚本を手掛けており、『サイク』とHuluのホラー・アンソロジー『Into the Dark(原題)』でもコラボしていることから、息が合ったコンビぶりが期待できそうだ。

『Good Serial』についてジェームズは、「トッドと私は子どもの頃からホラー作品のファンでした。このジャンルには今までになかったほど変化の余地があると感じており、型破りな作品に挑む別のチャンスとなりました」とコメントし、斬新な作品を生み出したいと意気込みを語っていた。

なお、ジェームズが出演する米ABCのアンサンブル・ヒューマンドラマ『A Million Little Things(原題)』は3月26日にシーズン2の放送が終了し、現時点ではシーズン更新は発表されていない。(海外ドラマNAVI)

Photo:『サイク/名探偵はサイキック?』 © 2013 USA Network Media, LLC