リース・ウィザースプーン、今度は音楽ドキュメンタリーをAppleで手掛ける

『ビッグ・リトル・ライズ』などで女優だけでなくプロデューサーとしても活躍するリース・ウィザースプーンが、米Appleで音楽ドキュメンタリーを手がけることが明らかになった。米Varietyが報じている。

『My Kind of Country(原題)』というタイトルのこの新作は、才能あるカントリーミュージシャンを世界的な規模で探すというタレント発掘型の番組。本シリーズは、"型破りで普通でない"スターを発見するというドキュメンタリーになるという。これまでにジャスティン・ティバーレイク、アリシア・キーズ、フェイス・ヒル、リアーナ、ティム・マグロウなどと仕事をしたことがあるアダム・ブラックストーンが音楽監督務める。

『リトル・ファイアー 〜彼女たちの秘密』でもタッグを組んだローレン・ノイスタッターと、リースのプロダクションであるハロー・サンシャインのシンシア・ストックハンマーがリースと共に製作総指揮を務める。

また、サンドボックス・エンターテインメントの社長兼CEOであるジェイソン・オーウェンが、リアリティ番組『The Masked Singer(原題)』や『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』のショーランナーであるイジー・ピック・イバラと、Done + Dustedのケイティ・ムラン、メラニー・フレッチャーらと共に製作総指揮に名を連ねる。

この新作は、リースのプロダクション、ハロー・サンシャインがAppleで立ち上げた三つ目のプロジェクトとなる。同社は現在、リースも出演しているドラマ『ザ・モーニングショー』を製作しており、同作はエミー賞8部門にノミネートされた。また、ハロー・サンシャインは、オクタヴィア・スペンサー(『ルース・エドガー』)が主演する同社のドラマシリーズ『真相 -Truth Be Told』も製作している。

今年7月に発表された第72回エミー賞で8ノミネートを獲得した『ザ・モーニングショー』はすでに2シーズン発注されており、『真相』も3月にシーズン2に更新が決定。『My Kind of Country』はApple TV Plusにおいて初のコンペシリーズだが、同社は以前にもコンペシリーズを製作したことがある。

Apple Musicでは以前、ソフトウェアメーカーが製品のアイデアを専門家たちに聞くというリアリティ番組『Planet of the Apps』を放送していた。だが、同番組は2017年に1シーズンだけ製作されそのまま終了していた。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ザ・モーニングショー』プレミアにてリース・ウィザースプーンとジェニファー・アニストン©NYKC