米NBCにて1999年から7シーズンにわたって続き、エミー賞で27もの受賞を果たした人気ドラマ『ザ・ホワイトハウス』が、アメリカで11月に行われる大統領選に合わせて復活することが分かった。米Varietyほかが報じている。
クリエイターのアーロン・ソーキンが同シリーズのあるエピソードを舞台劇として再現したものが、米HBO Maxでこの秋配信されるという。取り上げられるのは、シーズン3第15話「一触即発」。バートレット大統領が再戦を目指す大統領選に関する内容で、ある小さな町での選挙の勝敗の行方が再選を左右するというストーリーだ。
ソーキン自らが舞台用に脚色し、オリジナルキャストであるマーティン・シーン(ジェド・バートレット大統領役)、ロブ・ロウ(サム・シーボーン広報部次長役)、デュレ・ヒル(チャーリー・ヤング私設秘書役)、アリソン・ジャネイ(CJ・クレッグ報道官役)、リチャード・シフ(トビー・ジーグラー広報部長役)、ブラッドリー・ウィットフォード(ジョシュ・ライマン次席補佐官役)、ジャネル・モロニー(ジョシュの秘書ドナ・モス役)がそろって出演。ドラマ版で計14話にわたりメガホンを取ったトーマス・シュラムが演出を担当する。撮影はロサンゼルスにある劇場で10月初めに行われる予定だ。
ソーキンは「トミー(シュラム)と私は、この舞台版のために『ザ・ホワイトハウス』のキャストとまた一緒に仕事ができることにとてもワクワクしているよ」と述べている。
HBO Maxのオリジナルコンテンツ部門責任者であるサラ・オーブリーは、「このスペシャル版を通して伝説的なシリーズを再度よみがえらせることに喜びを感じています。この作品には深い意味があり、忘れられないような内容で、今の時代にも大事なメッセージを伝えています」とコメント。
2006年に完結した人気ドラマが14年ぶりに復活することになり、同作終了後はそれぞれ別の作品で活躍しているキャストたちが再び集結してどんな演技を見せてくれるのか、楽しみだ。(海外ドラマNAVI)
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『ザ・ホワイトハウス』(VarietyのTwitterより)