『X-ファイル』キャスト&スタッフがリユニオン!テーマ曲で爆笑パフォーマンス

大ヒットドラマ『X-ファイル』のキャストとスタッフがチャリティのために集結し、あのテーマ曲を即興でパフォーマンスしたことが分かった。米Deadlineが報じている。

このリユニオンに参加したのは、フォックス・モルダー捜査官役のデヴィッド・ドゥカヴニー、スキナー副長官役のミッチ・ピレッジ、モニカ・レイエス捜査官役のアナベス・ギッシュ、ジョン・ドゲット捜査官役のロバート・パトリック、スモーキングマン役のウィリアム・B・デイヴィス、クライチェック役のニコラス・リー、そしてクリエイターのクリス・カーターなど。

今回のリユニオンが実現したのは、自然災害や貧困により困窮している人々に食事を提供する慈善団体「World Central Kitchen」を支援するため。シリーズにゲスト出演した人々も含めて30人以上がバーチャルで再会し、インストゥルメンタルとしておなじみのあのテーマ曲に歌詞をつけるという企画だ。その過程でキャストたちが口笛やハミングを駆使してテーマ曲を即興で再現。その"アカペラ"の後、新たにつけた歌詞を全員で合唱した。思わず笑みがこぼれてしまうようなその模様は動画「SONG IN THE KEY OF X」で視聴可能。動画が始まって1分10秒あたりで即興での演奏がスタートし、歌詞付きの合唱は1分50秒頃から始まる。この動画は現時点で11万回以上再生されている。

動画が始まってすぐ、「『X-ファイル』の忘れられないテーマ曲には歌詞がありませんでした。今までは」とのタイトルカードが表示され、まず登場したデヴィッドが「オーケー。アカペラになるだろうね。ちょっとしたミュージカルみたいだよね」と発言。

そして、スタッフとキャストの合唱によって発表されたテーマ曲の歌詞は以下の通り。「複雑な陰謀、解けなかったミステリー、不気味なUFO、ファイルは閉じられた。立ち上がれ、真実はまだそこにある...。彼らが否定する秘密、もつれ合う嘘の数々、真実を求めて。信じられるのはあなただけ。ファイルが鍵を握っているかもしれない。真実が見えない。信じろ!」と、同作に関連したキーワードや設定が盛り込まれている。

モルダーの相棒、ダナ・スカリー捜査官役のジリアン・アンダーソンもこの動画に登場するので、ぜひ最後まで見てほしい。

このバーチャル・リユニオンについてカーターが次のように語っている。「試練の時に『X-ファイル』ファミリーを集めて、希望とやる気を世界に取り戻させたかったんだ。そして、この機会を利用して、最も助けを必要としている人々に感謝と支援を届けたいと思った」

キャスト&スタッフによるパフォーマンスが、デヴィッドの言うミュージカルにふさわしいクオリティだったかはともかく、ファンにとっては嬉しいリユニオンとなっただろう。(海外ドラマNAVI)

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『X-ファイル』
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