『X-ファイル』コメディアニメとなるスピンオフ版が進行中!

先日、キャストとスタッフがリユニオンを果たした人気SFドラマシリーズ『X-ファイル』。そのスピンオフ版となるアニメーションシリーズが米FOXで進行中であることが明らかになった。米TV Lineなどが報じている

このプロジェクトのタイトルは『X-Files:Albuquerque(原題)』となり、シリーズのクリエイターであるクリス・カーターが製作総指揮を務める。

アニメシリーズは、デヴィッド・ドゥカヴニーが演じたモルダーとジリアン・アンダーソンのスカリーが主人公ではなく、X-Filesを調査するBチームで、二人が気に入るには程遠く、ばかげているか、無茶苦茶なエージェントでいっぱいのオフィスを中心に展開される。

Netflixのアニメシリーズ『パラダイス警察』のロッキー・ルッソとジェレミー・ソセンコがパイロット版でペンを執り、二人はカーターと共に製作総指揮も担う。

米FOXで1993年から9シーズンにわたり放送された『X-ファイル』。1998年と2008年に映画版が製作され、2016年に新シリーズとして復活を果たし、その後シーズン11にあたる『X-ファイル 2018』も誕生し、今もなお人気を誇るシリーズだ。

しかし、2018年版の終了後、当時のFOX最高経営責任者だったゲイリー・ニューマンは、「現時点で別のシーズンを行う予定はありません」と述べ、ジリアンもまた「私にとってはこれ(シーズン11)が最後になると思います」と話していた。

しかし、カーターは「伝えるべきストーリーは他にもたくさんあると思います。私はこれを巨大なクリフハンガーとして残し、ジリアンはスカリーが戻ってこないことを発表しましたが、筋金入りの『X-ファイル』ファンは、番組にエンディングがないことを知っています」と語っていた。

『X-ファイル』については、先日、チャリティのためにキャストとスタッフがリユニオンを果たしたばかり。シリーズにゲスト出演した人も含めて30人以上がバーチャルで再会し、インストゥルメンタルとしておなじみのあのテーマ曲に歌詞をつけるという企画で、キャストたちが口笛やハミングを駆使してテーマ曲を即興で再現した。

コメディアニメとなった『X-ファイル』。新たな情報が入り次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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『X-ファイル』(C) Twentieth Century Fox Home Entertainment, Inc. All Rights Reserved.